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JICAが出資する信託基金“TADAC”を通じた支援(海外投融資):エクアドル「中小企業支援事業」に対する融資契約の調印について

#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2026.10.15

8月31日、国際協力機構(JICA)が出資する「中南米・カリブ地域 民間セクター開発信託基金(通称TADAC)」(注1)を活用し、米州投資公社(IDB Invest)は、エクアドル共和国の主要銀行Banco Internacional S.A.(以下、「Banco Internacional」という。)と、融資契約に調印しました。9月23日にエクアドルの首都キト市で調印式典を開催し、式典にはBanco Internacional、IDB Invest、JICAエクアドル事務所及び在エクアドル日本大使館の代表者ほかが出席しました。

調印記念三者間ミーティング(9月23日開催)

IDB Investは、Banco Internacionalに対して計7,500万米ドルの融資を行い、このうちTADACからは2,500万米ドルが拠出されます。エクアドルは、日本に対するエビやバナナなど農産品の輸出国であるほか、原油や金・銅などの重要鉱物の資源国でもあり、日本との経済的な結びつきが深まっています。本事業を通じて、Banco Internacionalによる中小企業向け融資の拡大が期待され、エクアドルの中小企業振興と雇用創出に寄与するとともに、二国間のさらなる関係強化につながることが期待されます。

(注1)JICAは、中南米・カリブ地域最大の開発金融機関である米州開発銀行(IDB)に設置された信託基金(Trust Fund Achieving Development of Latin America and the Caribbean、通称TADAC)に対する最大15億米ドルの出資を約束しています。TADACは、IDBグループの民間投融資部門であるIDB Investが実施する融資と協調して民間企業向け資金供給を行う仕組みです。JICAは海外投融資を通じてTADACへ出資し、中南米・カリブ地域のSDGs達成に必要な資金ギャップの縮減と持続的な社会経済の発展への貢献を目指しています。

・融資先
Banco Internacional S.A.

・国名(対象地域)
エクアドル共和国

・融資額(上限)
2,500万米ドル

・案件名
中小企業支援事業

・事業目的
本事業は、Banco Internacionalへの長期融資を通じて、借入人による中期融資へのアクセスを高め、運転資金とローンのバランスを改善し、中小企業(SMEs)向けローンにおける資金ギャップの解消を図る。また、借入人が取り組むデジタル化を促進し、融資実行の効率化、サービス提供コストの削減、顧客体験の向上を図り、より幅広い顧客へのサービス提供を促進することを目的とする。

・事業概要
本事業の融資は、Banco InternacionalのSME向け融資拡充の原資として利用される。また、IDB Investによる技術協力を通じて、セグメンテーションやターゲティングの改善等を通じたキャパシティの拡大に貢献することも想定。

・ SDGs への貢献
ゴール8(働きがいも経済成長も)
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)

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