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- 栄養改善 母と子の「1000日」を守る mundi 2017年2月号
- 栄養改善はなぜ大切? データが明かす子どもたちの現状
世界の5歳未満の子ども6億6,700万人のうち…
発育阻害(年齢に不相応な低身長)
1億5,900万人(全体の23.8%)
消耗症(身長に不相応な低体重)
5,000万人(全体の7.5%)
過体重(身長に不相応な体重過多)
4,100万人(全体の6.1%)
(2014年時点)
5歳未満の子どもの死因の 45% が栄養不足に関連している
出典:Global Nutrition Report 2016
R.E. Black et al.:Maternal and child undernutrition and overweight in low-income and middle-income countries, The lancet 2013, 382:427-51
栄養不良と経済との関係とは
アフリカとアジアでは、栄養不良による人々の生産性の低下や生産年齢人口の減少などによって、毎年、国内総生産(GDP)の
11%
を損失している
栄養改善のための
1ドル
の投資に対して、
16ドル
の経済効果が証明されている
出典:Global Nutrition Report 2016
発育阻害とは…
慢性的な栄養不足の兆候を示すもので、病気などによって悪化する
どんな影響があるの?
- 身体や脳の発達の遅れ
- 免疫システムの低下
- 学業成績の不振
- 疾病リスクの上昇
対策はあるの?
対策1
妊娠前、妊娠中、産後の授乳中の女性が、栄養バランスの取れた食事をする
対策2
水、公衆衛生の改善などを地域全体でサポートする
対策3
生後6カ月までの子どもは完全母乳で育て、6カ月を超えたら母乳と共に適切な離乳食を与える
対策4
貧困や女子教育といった栄養不足の背景にある問題に取り組む
出典:「1,000 Days」のウェブサイト
アフリカで発育阻害率が特に高い国
出典:2014 Joint Child Malnutrition Estimates:Levels and Trends(September 2015 update)
発育阻害の子どもの人数の地域別推移
出典:Global Nutrition Report 2016
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