科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)

掲載日:2023.03.15

イベント |

概要

会議名:科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)
開催日:2023年3月15日(水)
主催:STSフォーラム事務局
場所:メキシコ(メキシコシティ)

主な参加者

小宮山宏(STSフォーラム理事長)
マルセロ・エブラル・カサーボン(メキシコ国外務大臣)
岩崎英二(国際協力機構(JICA)上級審議役)
カルロス・スリム・ドミト(Grupo América Móvil/Telmex社長)
川田美緒(日本貿易振興機構(JETRO)理事)エドモンド・デ・アルバ・アルカラス(2007年ノーベル平和賞受賞)

背景・目的

科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(Science and Technology in Society forum(以下、STSフォーラム)」は、将来的な人類の利益のために科学技術の進歩について対話する場を生み出し、共通の価値観に基づくグローバルな人的ネットワークを開発することを目的としています。2023年3月15日(水)、メキシコ外務省とSTSフォーラム事務局が中南米・カリブ諸国ハイレベル会合を開催し、エブラル外相は開会セッションにて、同フォーラムが日・中南米地域の科学技術分野にて重要な役割を果たしている点を強調しました。

内容

JICAからは岩崎英二上級審議役が登壇し、JICAが科学技術協力(SATREPS)をはじめとしてメキシコで35年にわたり実施してきた活動の経験を踏まえ、防災は持続可能な開発の基盤であり、防災を推進するためには科学技術の開発と活用が不可欠であること、STSフォーラムは、科学技術を開発し、社会に応用するステークホルダーの信頼関係を強化する重要な機会であること、ラテンアメリカ・カリブ海諸国をはじめ、世界の人的ネットワークの形成を通じて、科学技術が人間の安全保障と持続可能な開発にさらに貢献することの期待を述べられました。

同講演の後には、日本・JICAによる防災協力の功績が称えられ、エブラル外相より感謝状が授与されました。

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STSフォーラム・ハイレベル会合でスピーチする岩崎上級審議役1)

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STSフォーラム・ハイレベル会合でスピーチする岩崎上級審議役2)

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エブラル外相より授与された感謝状

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エブラル外相から感謝状を授与される岩崎上級審議役