共創と革新を生み出す「教育協力ウィーク2024」を9月2日~13日に実施しました。
掲載日:2024.10.22
イベント |
イベント名:教育協力ウィーク2024
開催日:9月2日(月)~13日(金) 15:20~16:50 / 17:00~18:30 / 18:40~20:10
主催:教育協力ウィーク事務局(開発コンサルタント、教育協力NGOネットワーク(JNNE)、国際協力機構(JICA))
会場:JICA麹町本部 / オンライン
COVID-19の影響や紛争の拡大により、多くの子どもや若者の学習機会が失われ、持続可能な開発目標(SDGs)ゴール4「質の高い教育をみんなに」
1
の達成が危ぶまれています。そうした中、教育協力のアクターが協働し、よりよい教育協力を展開していくことが求められています。
そこで、開発コンサルタントやNGO、JICAといった国際教育協力に携わるアクターにより、共創と革新を生み出す場として「教育協力プラットフォーム」が立ち上がりました。その活動の一環として、2021年から、教育セクターの実務者・研究者間の情報共有・意見交換・ネットワーク形成等を目的とした「教育協力ウィーク」を開催し、4回目となる今年は、6,941名の方に事前登録、2,793名の方(いずれも延べ)にご参加いただきました。
開発コンサルタントや専門家、NGO/NPO、企業、政府機関、 学生、大学教員、C/P、国際機関、国内の教育関係者、海外の高等教育機関、JICA等
第4回となる今年度は、JNNE、開発コンサルタント、大学、JICAから企画を募集したほか、一般の方も参加しやすいよう、夕方から夜の時間帯とし、2週間にわたり全28セッションを開催しました。
オープニングセッションでは、複合危機の課題と国際教育協力の実践とのギャップ、成果、競争の在り方について問題提起されました。
続く各セッションでは、既存事業の成果や複合危機下の多様な課題(気候変動・災害・難民等)への教育協力の対応、企業や大学との共創、日本国内とのつながり、途上国からの学び、国際教育協力のキャリアパス等、幅広いテーマで、多様な登壇者による議論が展開されました。
クロージングセッションでは、NGO、開発コンサルタント、JICA、そして大学有識者の皆様より各セクターに紐づくセッションについて総括をしていただき、広島大学 吉田和浩教授からは「本イベントは多様な方が参加し、世代間での対話もなされ、共創に向けた芽がはっきりと出ていた。今後は、日本の良さ・強みを世界に広く発信していくことが重要である」とのお言葉をいただきました。
セッションの詳細は、教育だより特別号にて掲載予定ですので、ぜひご覧ください。
今後、教育協力プラットフォームでは、更に多くの国際教育協力アクターを巻き込みながら、教育協力の知見共有や連携事業の創出、人材育成や発信・広報といった活動を推進していきます。
クロージングセッション終了後、会場から参加いただいた登壇者、企画者の皆様と。
scroll