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国際協力機構(JICA)モンゴル事務所は、北海道大学との間でインターンシップ・プログラムに関する連携覚書を締結しました。

掲載日:2024.09.27

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(オンラインでの覚書締結式の様子(写真中央:瀬戸口 北海道大学 理事・副学長/産学・地域協働推進機構長)

9月24日、JICAモンゴル事務所の宮城兼輔 所長と北海道大学の瀬戸口剛 理事・副学長/産学・地域協働推進機構長が、JICA札幌センターの阿部センター長の同席のもと、インターンシップ・プログラムに関する覚書を締結しました。

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(覚書に署名する瀬戸口 北海道大学理事・副学長/産学・地域協働推進機構長)

北海道大学は、2030年に向けて、科学技術における教育・研究の卓越 "Excellence"と、教育・研究を社会に広げ地域課題を解決する社会展開力 "Extension"の2つの要素から成る大学と社会との協働によるイノベーションの創出に向けた先導的な取組指針「HU VISION 2030」を掲げています。また、同大学の産学・地域協働推進機構は、将来グローバルに活躍できる人材、地方創生の核となる人材の輩出を目指して、学生に対して、アントレプレナーシップ育成プログラムを提供しています。

これら活動一環で、2023年6月と12月に、北海道大学の学生が、JICAが運営する、モンゴル及び日本のDX普及・ICT・デジタル工学系人材の育成を行うことを目的としたモンゴルの開発課題に資する DX技術を用いたビジネスプランコンテスト(DXCUP(※))に参加し、社会課題解決に向けた内容を発表しました(モンゴルウランバートルにて、日本とモンゴルの高専生や大学生を対象としたDXビジネスコンテスト「DXCUP2023」を開催しました。 | ニュース・メディア - JICA)(モンゴルウランバートルにて、日本とモンゴルの高専生や大学生を対象としたDXビジネスコンテスト「DXCUP2024」を開催しました。 | ニュース・メディア - JICA)。

今般、今後も継続して、DXCUPを含むJICAがモンゴルで実施するプロジェクトを通じて、北海道大学にて国際感覚や国際経験を身に付けた人材の輩出に向けて、その連携を更に強化していくために、両機関にてインターンシップ・プログラムの連携覚書の署名締結に至りました。

今回の覚書の締結を契機に、北海道大学関係者の国際感覚の醸成やモンゴルの学生との間での交流をさらに推進していきます。

※DXCUPとは:高専生、大学生を対象とし、DX・ICT・デジタル工学系人材の育成を目的に、日本やモンゴルの社会課題に資するデジタル技術・サービスを競うビジネスプランコンテストです。2022年に第一回を開催し、これまで計3回実施しました。2023年12月に第3回を実施し、計57チームの応募からモンゴルの9チーム、和歌山大学とモンゴル高専の共同1チーム、北海道から3チームが参加し、アイディアを発表しました。主催はモンゴル国教育・科学省、共催はJICA他、後援は(一般社団)日本ディープラーニング協会、(一般社団)五反田バレー、品川区、(独)国立高等専門学校機構他です。協賛は日本とモンゴルのIT企業計5社です。2024年12月に4回目のDXCUPを開催予定です。