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日本初となる模擬AUの総会が行われました

掲載日:2024.10.28

イベント |

模擬AU実行委員会(学生の有志団体)が主催し、AUC・JICA・UNDP・上智大学が共催する日本初の「模擬AU」の総会が、TICAD閣僚会合のテーマ別イベントとして8月23日にホテルニューオータニで行われました。40か国以上のアフリカの国の代表に扮した日本人学生と、それぞれの国出身のアフリカ人留学生がアドバイザーとしてチームを作り、当日は計約100名の学生が参加してグリーンエコノミー・気候変動について議論を重ねた上で「模擬AU決議」を採択し、閉会しました。

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前列左から、伊呂原隆・上智大学副学長、モハメド・サレム・ウルド・メルズーグ・モーリタニア外務・協力・在外大臣、高村正大外務大臣政務官、アフナ・エザコンワUNDP総裁補兼アフリカ局長、安藤直樹JICA理事

総会の会場では、特別ゲストとして高村外務大臣政務官が参加されたほか、AUC議長国・モーリタニアのモハメド・サレム・ウルド・メルズーグ外務・協力・在外大臣、アフナ・エザコンワUNDP総裁補兼アフリカ局長、伊呂原隆・上智大学副学長、安藤直樹JICA理事にもご参加頂きました。高村政務官からは「日本とアフリカの学生が協力して、若い世代ならではの新たな視点でアフリカ諸国の持続可能な成長のための革新的アイディアが議論されることを期待する」との激励のお言葉を頂きました。

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模擬AUについて

模擬AUは2025年のTICAD9を見据えて、アフリカ諸国について深く考え、政策を立案する機会をアフリカと日本の大学生に提供することを目的に、模擬AU実行委員会が主催し、国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)及び上智大学が共催したものです。アフリカ連合の意思決定機関であるAU総会を模した設定で、日本の大学生とそれぞれの国出身のアフリカ人留学生1名がアドバイザーとなってチームを形成し、計140名以上が参加して3つの分科会(①Education, science and technology ②The migration, refugees and internally displaced persons ③Finance, monetary affairs, economic planning and integration)にわかれ、それぞれアフリカ各国を代表する立場で気候変動とグリーンエコノミーについて議論しました。

それぞれのチームは数カ月にわたって各国の視点からの提言(Position Paper)を作成し、総会に備えてきました。また、総会と同じ8月23日の午前中には上智大学を会場に準備会合が開かれ、各分科会ごとの最終調整を行いました。

最後に、模擬AU総会は各分科会での提言をひとつにまとめた模擬AU決議(PDF/394KB) を採択し、閉会となりました。

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表彰式

また、閉会後には各分科会の議論に最も貢献した3チームと、すべての国の提言(Position Paper)のうち最も優れていたチームを対象に表彰式が行われました。

  • 最優秀提言チーム:マラウイ

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  • 各分科会表彰チーム:(左から)南アフリカ、セネガル、ナイジェリア

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模擬AUロゴ

模擬AU動画