「言語を活かしてアフリカで働く」セミナーを上智大学アフリカウィークスにて共催しました!
イベント |
セミナー名:「言語を活かしてアフリカで働く」※上智大学アフリカWeeks2025のイベントとして開催
日時:2025年5月13日(火)19:10~20:50
主催:上智大学、共催:独立行政法人国際協力機構(JICA)
場所:上智大学四谷キャンパス
プログラム:冒頭挨拶、パネルディスカッション、閉会挨拶、登壇者およびJICA若手職員との自由トーク
冒頭挨拶:山﨑咲喜瑛莉、University Education Administrator(以下、UEA)/ SFDP推進室、上智大学
モデレーター:岩﨑えり奈、上智大学外国語学部フランス語学科教授
パネリスト:
ンジャイ林恵美子、JICA国際協力調達部次長
井上真悠子、外務省研修所スワヒリ語講師、NHK WORLD-JAPANスワヒリ語放送 委託ディレクター
間瀬将成、JICA社会基盤部運輸交通グループ第二チーム主任調査役
閉会挨拶:上野修平、JICAアフリカ部次長
参加者:一般、大学生、高校生など120名以上
アフリカの経済が成長し、また国際社会での存在感が増す中で、日本国内でのアフリカへの関心も高まっている。他方、日本の企業や個人のアフリカへの関わりは、主に英語圏が多数であり、フランス語をはじめとする英語以外の公用語の国への渡航や関わりは限定的である。
本セミナーは、この背景のもと、フランス語、ポルトガル語、地域の言葉(スワヒリ語)を仕事で活用し、またアフリカに関与している実践者をパネリストとし、これら言語を活かしてアフリカに関わって働くことの可能性を紹介するものである。また、これら英語以外の言語の学習のきっかけづくり、これら言語学習者の将来へのアフリカへの関与のきっかえづくりも狙いとしている。
本セミナーは2024年度の「フランス語圏アフリカで働く」(JICA・上智大学共催)に引き続き開催するものである。
冒頭、山﨑UEAから、上智大学アフリカウィークスおよび本セミナーの趣旨などが説明され、その後、岩﨑教授をモデレーターとしたパネルディスカッションが開始されました。
最初に自己紹介として、林JICA国際協力調達部次長から、フランス語を勉強した際には想定していなかったもののJICAに入りアフリカに関与することになり魅了されたなど、井上講師からは、スワヒリ語でしか伝わらない・理解できない場面もあるので惹かれるなど、また間瀬JICA社会基盤部主任調査役からは、アンゴラ赴任時はポストガル語を勉強していたからこそプライベートライフが豊かになったなどの話がありました。
その後、岩﨑教授からの質問に答える形で、仏語圏アフリカの魅力、スワヒリ語学習の難しさ、アフリカにおいて仕事以外の時間を楽しむためのコツなどについて、パネリストがそれぞれ説明を行いました。
最後には、閉会挨拶として、上野JICAアフリカ部次長から、世界においてアフリカの存在感が増すことを考えると学生時代からアフリカに関与することを勧めたい、また率直にアフリカは楽しいといった話がありました。
修了後、大学生や高校生など多くの参加者が会場に残り、3人のパネリストに加えてJICAアフリカ部にてフランス語を使って働く若手職員から、アフリカ、言語、仕事などについて質問しながら個別に話をしていました。
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