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JICA共創×革新プログラム「QUEST」マッチングイベント(東京・名古屋)を開催しました!

掲載日:2025.07.01

イベント |

2025年5月に実施したローンチイベントに続き、2025年6月3日(火)に東京で、6月9日(月)に愛知(名古屋)にて、JICA共創×革新プログラム「QUEST」のマッチングイベントが開催されました。いずれもハイブリット形式で開催し、国内外の産学官民から2日間合わせて380 名以上の参加者が集まりました。本イベントでは、社会課題解決に繋がる共創の実現を目指し、ピッチ、ブース交流等の機会を設け、盛況のうちに幕を閉じました。

東京でのマッチングイベントは、東京都の運営する共創施設であるTokyo Innovation Base(TiB)にて開催され、会場には約120名、オンラインでは約90名の参加者が集まりました。イベントでは、具体的な共創に繋げるマッチングの機会として、国内外の多様なアクターから様々な共創アイデアの発信が行われました。スタートアップや中小企業等の有する製品サービスの発信、非営利団体による活動内容の紹介、アカデミアからの技術の共有等、異なる視点からの情報発信が行われたことで、普段関わりの少ないアクター間でも相互に関心を持つようになり、共創の入り口となるコミュニケーションが活発に行われ、ピッチの登壇者に対して、多くのマッチング希望が寄せられました。また、トークセッションでは、セッション①「社会課題解決と収益性の両立:ソーシャルインパクトビジネスの戦略的視点」にて、SBIインベストメントの丸山紘治氏、GLIN Impact Capitalの秦雅弘氏をお招きし、ソーシャルビジネスでの収益性の両立について実践的な考えを共有いただきました。セッション② 「インドと日本における大学発イノベーション」では、東京科学大学・イノベーションデザイン機構の真尾 淑子氏、Indian Institute of Technology Hyderabad, C Malla Reddy氏から、最新の日本とインドにおける大学発のイノベーションの状況についてお話いただきました。

ピッチやトークセッションと同時並行で、ブース出展でのネットワーキングも実施し、多くの参加者によって積極的な議論や交流が行われました。

また、名古屋でのマッチングイベントは、ローンチイベントと同様、日本最大級のオープンイノベーション拠点であるSTATION Ai(愛知県名古屋市)にて開催されました。本イベントには、会場に約90名、オンラインで約70名の参加者が集まり、活発に交流が行われました。また国内外の19の企業や団体の皆さまに登壇していただき、特に、愛知の地域特性を活かしたイノベーションの可能性やスタートアップとの共創モデル、多文化共生、人材環流などのテーマでピッチを行っていただきました
開催状況の詳細につきましては、以下をご参照ください。

次回は7月31日(木)に東京および名古屋にて、書類審査を通過した人によりアイデアコンペイベントが予定されていますので、もしご都合がつきましたら、ご参加いただけますと幸いです。

JICAは今後とも、QUESTを通じて、国内外の民間企業、アカデミア、公的機関、市民社会等の様々なアクターの皆様との共創をさらに加速させてまいります。
   
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