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【COP30サイドイベント】COP30劣化牧野技プロMOC締結イベント

掲載日:2025.12.17

イベント |

報告者

氏名 所属 肩書
畑中 遥 中南米部南米課 ジュニア専門員

概要

開催日:2025年11月18日
主催:ブラジル農牧公社(Embrapa)
会場名(パビリオン名):アグリ・ゾーン

登壇者

氏名 所属 肩書
カルロス・ファバロ(Sr.Carlos FAVARO) ブラジル農務省
(MAPA)
農務大臣 
シルビア・マスルッハ(Dr.Silvia MASSRUHA) ブラジル農牧研究公社
(Embrapa)
Embrapa総裁
エディソン・サノ(Dr. Edson Sano)  ブラジル農牧研究公社
(Embrapa)
Embrapa Cerrados研究員
イエダ・メンデス (Dr. Ieda Mendes)ほか ブラジル農牧研究公社
(Embrapa)
Embrapa Cerrados 研究員
林 禎二  駐ブラジル日本国大使館 駐ブラジル日本国特命全権大使

背景・目的

●イベントにおいて、技術協力プロジェクト「セラード地域における劣化牧野回復及び持続的な農地転換プロジェクト」(2025年度要望調査早期採択案件)にかかる協力覚書(Memorandum of Cooperation:MoC)を署名すること。
●採択済み技術協力プロジェクトに係り実証中の概念実証(PoC)事業の途中成果を発表すること

内容

2025年の要望調査時にブラジル政府より要請の出された「劣化牧野回復及び農地転換技術協力プロジェクト」が早期通報されたことを受け、COP30会場にて、技術協力プロジェクト「セラード地域における劣化牧野回復及び持続的な農地転換プロジェクト」(2025 年度要望調査早期採択案件)にかかる協力覚書(Memorandum of Cooperation:MoC)の署名式が執り行われた。これに伴い、宮崎副理事長、各カウンターパート機関及び在ブラジル日本国大使館がそれぞれにスピーチでプロジェクトの意義と期待されるインパクトについて講演した。また伯側実施機関であるブラジル農牧研究公社(Emprapa)の研究員より、同プロジェクトに係り実施中の概念実証(PoC)事業の途中成果が発表された。

イベントスケジュール詳細は以下の通り

●16:30–16:50:開会の言葉 & ビデオ放映(Embrapa総裁)
●16:50–17:00:スピーチ(JICA・宮崎副理事長)
●17:00–17:30:新規規技プロに関するプレゼンテーションおよび概念実証(PoC)の成果発表
Embrapa (サノ研究員)
●17:30–17:40:スピーチ(Embrapa総裁)
●17:40–17:50:スピーチ(MAPA大臣)
●17:50–18:00:MoC署名 & 写真撮影(MAPA大臣、Embrapa総裁、宮崎副理事長)
●18:00:閉会

※閉会の後、別室にてMOC未署名分への署名を行い、双方にイベントが成功裏に終わったことへの感謝と協力の更なる進展についての確認が行われた。また最後に緑博へのブラジル政府の参加依頼についてJICAより言及。

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MOC署名式にて(宮崎副理事長、Embrapa・シルビア総裁、MAPA・カルロス農務大臣)

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宮崎副理事長イベントでの登壇の様子