世界銀行・アジア開発銀行とのエビデンスに基づく事業推進に向けたワークショップの開催
掲載日:2026.03.04
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2026年1月27日~29日、JICAは世界銀行・アジア開発銀行と共に、エビデンスに基づく事業推進に向けたLEADSワークショップを開催しました。
LEADS(Learn, Adapt and Scale)ワークショップは、政府関係者、研究者、事業チームが一堂に会し、協力して事業プロジェクトの設計にあたることで、事業におけるエビデンスと適応学習の活用を推進していく世界銀行の取組みです。政策担当者がリアルタイムで学習し、実施手段を適応させ、効果的なソリューションの規模を拡大するためのツール、手法、考え方が提供されるワークショップです。今般初めてアジア開発銀行及びJICAと三者で東京にて共催されることとなり、JICA4案件、世界銀行6案件、アジア開発銀行3案件のプロジェクト関係者及び研究者、また開発経済学会研究者等、約100名が参加しました。
LEADSワークショップを牽引するアリアナ・リゴヴィーニ世界銀行開発インパクト評価グループ局長による講義の他、アルバート・パーク アジア開発銀行チーフエコノミスト、エリナ・シェーヤ スウェーデン国際開発協力庁チーフエコノミスト、平田仁JICA上級審議役等が参加したパネルディスカッション、インダーミット・ギル世界銀行チーフエコノミスト兼上級副総裁とのオンラインセッション等、充実したプログラムとなりました。
最終日にはプログラムで得た知見を踏まえ、保健、法・司法、廃棄物管理、運輸インフラ等、多岐にわたる分野のプロジェクトの関係者が個々の案件の開発インパクトの向上策についてプレゼンしました。今後はワークショップで形成されたネットワークを生かし、研究者から助言を得ながら実践に取り組んでいきます。
JICAにとっては具体的なプロジェクトにおけるエビデンスの活用を通じた改善策を協議し、エビデンスの導入・一層の活用の推進に向けて、世界銀行やアジア開発銀行の実践から学ぶと共に、研究者と実務者が案件の改善に向けて議論をする貴重な共創の機会となりました。
今回のワークショップを契機として、JICAにおいても一層のエビデンスの活用を通じた開発成果の最大化に取り組んでまいります。
なお、ワークショップの一環として1月26日(月)には、インフラ分野に特化したリサーチコンフェレンスを開催しています。詳細はJICA緒方研究所のサイトをご参照ください。
アリアナ・リゴヴィーニ世界銀行開発インパクト評価グループ局長による講義
アルバート・パーク アジア開発銀行チーフエコノミスト、エリナ・シェーヤスウェーデン国際開発協力庁チーフエコノミスト、平田仁JICA上級審議役等が参加したパネルディスカッション
プロジェクト毎に実務者と研究者が議論をするクリニック