東京オリンピック・パラリンピックホストタウン交流支援 — キルギスと山梨市のパラリンピック選手の交流-

2020年12月18日

キルギス日本人材開発センター(KRJC)は2020年5月、日本政府が進める「オリパラ基本方針推進調査 ホストタウンアドバイザー」に委嘱されました。また2020年11月には、キルギスのパラリンピックホストタウンである山梨市と、アドバイザー業務委託契約を締結し、同市とキルギスとのオンラインを柱とした各種交流の支援業務を開始。2020年12月17日には、その第1回のオンラインによる交流事業として、「パラリンピック選手が語る、心のバリアフリーと共生社会」を開催しました。

山梨市からは、同市在住の、世界でも数少ない義足の2メートルジャンパー、鈴木徹選手が参加。また、キルギスからは、下肢障がいのパワーリフティング選手 — ワールドカップで銀メダル2個・銅メダル2個を獲得し、リオ大会では6位に入賞したオロスバェフ・ジルガルベック選手、2019年ワールドカップで銅メダルを獲得したザミルベックウール・アジズベック選手、そして国際的に活躍するアルグムバェフ・マクサット選手ら - が参加。東京大会に向けた抱負や、自らの経験を踏まえた共生社会に向けた意見等を交換し、交流を深めました。

交流会参加者の一人、マクサット選手は、事故により下肢に障害を抱え、外に出る意欲もなくなり孤立した日々を過ごしていましたが、パワーリフティング、そして現在のコーチと出会い、自分の困難を超えていける力や可能性を信じられるようになり、社会への意識も変化したと言います。自身の経験をもとに、家族やキルギスの人々にも良い刺激を与えていきたいとの希望を胸に、日々努力を続けています。

コロナ禍の厳しい状況の中、交流会に参加した選手たちは、東京大会に向け一生懸命に頑張っています。KRJCも、両国の選手の応援、山梨市とキルギスとの交流関係の構築・深化、そしてパラリンピックを契機とした共生社会について一緒に考えていく取り組みを、今後も各種展開していく予定です。(提供:山梨市)

【画像】