Start-up Weekend開催 ~ラオス全国96アイデアから選ばれた8チームによるDemo pitch~

2021年9月15日

 ラオス日本センターでは、産業人材育成及びスタートアップ・SMEsエコシステム強化(注1)につながる「LJI’s Business Development Program」の支援に力を入れています。その支援の一環で実施中のLJI SUSU(注2)の下、8月27日から3日間にわたり「Start-up Weekend」を開催し、8月29日にはDemo pitch(ビジネスアイディアの発表)を実施しました。

 Demo pitchでは、「革新的なビジネスモデルで社会的課題を解決しよう!」、「Made in Laosで輸入代替&輸出促進に貢献しよう!」をテーマに、ラオス全国から集まった96アイデアから最終的に選ばれた8アイデアの発表が、各チームからありました。

 参加チームは、8月27日からDemo pitch直前まで、ビジネス界からのメンターやLJIのファシリテーターから実践的な助言を受け、ビジネスモデルを作り上げました。今回のイベントは全てオンラインでの実施でしたが、参加メンバーは、多様なITツールを活用しチーム間の議論を進め、オンラインマーケット調査を実施するなど工夫が見られました。また、最初の2日間は夜9時過ぎまで議論が継続されるなど、参加メンバーの熱気を感じることが出来ました。

 ビジネス界や起業支援機関などから8名を審査員として迎え、最終的に以下5チームが優秀チームとして選ばれました。今後、各チームは、LJIの支援を活用し、メンターからの更なる助言を受けながら、引き続きビジネスモデルを強化していく予定です。

(注1)エコシステム強化とは、スタートアップやSMEsの成長を支援する関係者が連携して必要なサービスを提供する体制・機能の強化を指しています。
(注2)LJI SUSUは、Start-up and Scale-upを意味し、Demo pitchは、Start-up 部分の支援、コロナ時代においても未来に向けて「頑張る」若者や起業家支援を応援する取り組みです。特に、社会的課題を革新的ツールで解決するビジネスモデルと、輸入代替や輸出促進に繋がるMade in Laosのビジネスモデルを応援しています。

【画像】

JICAラオス事務所の長瀬所長によるStart-up weekendオープニング

【画像】

協力頂いたメンター

【画像】

協力頂いた審査員

【画像】

優秀賞を得た5チーム

【画像】

グループワークの様子

 本イベントは、Xiang Miang代表者及び8名からなるボランティアの方々、Katalyst Partners(注3)の講師の絶大なる協力を受けて全プログラムを実施しました。ご協力ありがとうございました!

(注3)起業家・中小企業向けにビジネスコンサルティングを提供するラオスの民間組織。