2021年度ビジネス研修「通常コース」はハイブリッド授業で開始(モンゴル日本センター)

2021年9月26日

 9月6日、モンゴル日本センターでは2021年度ビジネスコースが開始されました。最大の目玉となる「通常コース」は、今年は定員60名に対して約130名の応募が寄せられるほどの人気のあるコースです。通常コースの受講生はこれから4ヶ月にわたり、「日本的経営」と「コンプライアンス」を皮切りに6科目の講義を学んでいきます。

【画像】

 今年度の通常コースでは、昨年度に進めてきたオンライン授業の経験を活かし、「ハイブリッド型授業」(オンライン授業と対面授業の両立)で実施しています。30名の受講生が日本センターで対面授業に参加、遠い地方からの参加者を中心に5~6名の受講生がオンラインで参加することになりました。ハイブリッド授業では対面での参加者とオンラインでの参加者が等しく研修に参加することが重要であるため、プロジェクトではスマート・ディスプレイを供与機材として新たに導入しています。

【画像】

 ハイブリッド授業への挑戦は、コロナ感染拡大という逆境をチャンスに変えるモンゴル日本センターの取り組みです。これまでモンゴルの地方企業は遠隔のため首都にある日本センターへの研修参加が難しかったのですが、授業オンライン化の促進によりプロジェクトに参加する機会が大きく増加しました。今後コロナ状況が平常化したのちも、従来の対面授業に立ち戻るのではなく、地方企業からの新たなニーズに応える取り組みを行っていきます。

【画像】