日本の自治体・企業・団体向け「キルギス高度人材活用セミナー」の開催

　キルギス共和国日本人材開発センター（KRJC）は9月22日、JICAと共催で、日本の自治体、企業、団体の皆様を対象とした「キルギス高度人材活用セミナー」を開催しました。

　JICAでは、2019年に外国人材受入支援に積極的に取り組む方針が打ち出されました。また同年、今後の各国の日本センターの役割を、従来の市場経済化支援から、“日本と相手国の関係機関・人材による交流を促進するプラットフォーム“として新たに位置付けた、「日本センター2.0構想」が決定されました。これらを踏まえ、今回、日本へのキルギス高度人材輩出支援という切り口から、本セミナーをオンライン形式で開催したものです。

　本セミナーには、合計56の組織（7自治体、28企業、21団体）が参加。①キルギス共和国の概要とキルギス人材の魅力、②日本で高度人材として働いているキルギス人と、キルギス高度人材を雇用されている日本の企業によるパネルディスカッション、③KRJC/JICAのキルギス人材活用支援に向けた支援内容等につき紹介および質疑を行いました。

　KRJCは本セミナーのフォローアップ活動として、キルギスの高度人材を対象に日本の自治体の魅力をお伝えするPRセミナーや、キルギス人高度人材候補者と日本の企業によるジョブフェアの開催等に向けて今後取り組んでいく予定です。

　キルギスは、日本ではあまり知られていない大の親日国であります。高い教育水準と語学習得能力、そして、日本人と顔や見た目がとてもよく似ていることから日本社会への親和性を有しており、日本国内でもキルギス高度人材を活用される企業が少しずつ出てきている状況です。KRJCでは、日本・キルギスのプラットフォームとして、キルギス高度人材と日本の結び付きを支援していく取り組みを今後も継続して参ります。


　※本セミナーの様子は、KRJCのYouTubeチャンネルで公開しています。