KRJCキルギス側共同所長の就任

2022年4月4日

キルギス日本人材開発センター(KRJC)のキルギス側共同所長として、4月4日、アジモフ・アルマズベク氏が就任しました。

KRJCでは、2021年7月の合同調整委員会において、「キルギスと日本の様々な機関や人々を結び付けるプラットフォーム機能の強化」を新たな組織目標として定款に盛り込むことを決定。また、その機能強化に向け単独所長体制から共同所長体制への移行を決定し、JICAのKRJC技術協力プロジェクト岩井淳武チーフアドバイザーが日本側共同所長に任命されました。

2020年から空席が続いていたキルギス側所長については、より幅広く適切な人材を確保する観点から、従来のキルギス国立大学からの推薦方式から公募方式への移行も同時に決定。その後昨年12月に、KRJCの27年間の歴史で初となるキルギス側共同所長の公募を実施し、合同調整委員会によりアジモフ氏が選定されました。

同氏は、2014年から2021年までキルギス国財務省の副大臣を務め、2019年のKRJC合同調整員会では議長を務めています。文部科学省奨学金を得て政策研究大学院大学で学び、日本語能力試験2級も保持。日本の社会・文化への理解・関心と、日・キの交流促進への強い意欲を有しています。

JICAのKRJC技術協力プロジェクトは、4月1日から新たなフェイズに入りました。新プロジェクトの開始とともに始動する新たな共同所長体制の下、今後もKRJCが日・キを繋ぐプラットフォームとして、そして両国の友情のシンボルとして一層発展していけるよう、スタッフ一同日々努力を重ねて参ります。

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