ビシュケク国立大学と事業創造大学院大学の学術交流協定締結への支援(キルギス日本センター)

2022年7月5日

キルギス日本センター(KRJC)では、2020年から、カザフスタン日本センターと共同で、「カザフスタン・キルギス共和国合同オンライン日本留学フェア」を開催しています。この留学フェアのフォローアップの一環として、日本の参加校とカザフスタン・キルギス両国の高等教育機関との各種情報交換や、連携関係構築の可能性を探るための個別オンライン面談の設定支援も行っています。この2年間で、延べ16の参加校に本サービスを利用いただきました。

その一つとして、2022年1月に、ビシュケク国立大学(BSU)と事業創造大学院大学の個別面談が開催されました。その後、KRJCにおいても、両校の関係構築に向けた継続した支援を展開してきましたが、6月28日に、両校間でのオンラインによる学術交流協定署名式が執り行われました。

署名式には、BSUムサエブ・アブドゥルダ学長、事業創造大学院大学五月女政義学長はじめ両校関係者が、またKRJCからは岩井淳武共同所長が参加。ムサエブ学長からは、BSUではこれまで600名以上、日本語科の卒業生を輩出しており、外務省、日本国大使館はじめ幅広く活躍している旨紹介がなされ、本日の署名により、将来に向けてMBAプログラムに関連した交流基盤が構築できたことへの喜びが伝えられました。事業創造大学院大学五月女学長からも、協定締結への歓迎の意と、留学生交流のみならず、教員間の交流も推進し、日・キの懸け橋の取り組みの一つとしていきたい旨挨拶がなされました。また、両校からKRJCに対して、これまでの関係構築支援への感謝が伝えられました。

KRJCでは、今後も、日本とキルギスの様々な組織・人々を結ぶプラットフォームとして、各種の取り組みを推進して参ります。

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