七夕フェスティバル2022が開催されました

2022年7月27日

Opening Ceremonyの様子

 カンボジア日本人材開発センター(CJCC)は7月8日及び9日に在カンボジア日本国大使館及び国際交流基金と七夕フェスティバル2022を共催しました。8日の夜にはオープニングセレモニーが開催され、三上正裕大使、カンボジア政府関係者、メディア関係者等多くの方が参加しました。

 このイベントは、日本の七夕を祝い、日本・カンボジア両国の文化交流を行うことを目的としており、毎年7月に開催しています。今年は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの対面開催となりました。メインイベントが行われたのは1日のみでしたが、3,000人を超える方々が参加しました。

  今年もこれまでと同様に、七夕に関するプログラムや日本文化を体験できるプログラムを実施しました。アンコール絆ホールでは、ミニコンサートやCJCCボランティアによる七夕のお話と「テップ・ソダチャン(七夕物語に似ているクメール物語)」のパフォーマンスが行われました。

短冊でいっぱいの笹

 七夕に関するプログラムでは、仙台七夕飾りづくりを体験するイベントを実施しました。また、ロビーに設けられた短冊コーナーでは、参加者が思い思いの願い事を書き、笹の葉は短冊や飾りでいっぱいになりました。

 日本文化体験プログラムでは、浴衣の試着や折り紙・書道、運動会の体験イベント、日本語授業の体験教室等が開催されました。浴衣の試着コーナーでは長蛇の列ができ、折り紙や書道においても教室が多くの人であふれるなど、来場者は日本文化を存分に楽しんでいました。

書道体験コーナー

 絆ホールで開かれたミニコンサートでは、日本人のバンドグループ Blue Wave、カンボジア人のロックバンドグループ Rizer Band、和太鼓演奏グループ Mekong Daikoがパフォーマンスを披露し、会場は大いに盛り上がりました。
 また、日本への留学情報を提供しているOJEIC(Okayama University Japan Educational Information Center)には600名ほどが訪れ、カンボジア人学生の日本留学への関心の高さを感じ取ることが出来ました。
 イベントが終わりに近づき日が暮れた頃には、参加者が手作りのランタンを池に浮かべました。キャンドルに火が灯り、池に浮かんでいる光景はとても美しく幻想的で、多くの参加者が写真を撮っていました。
 CJCCは今後も両国の文化交流事業を推進し、新型コロナウイルスを乗り越え、CJCC及びカンボジアに再び活気が戻ってくることを願っています。

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