ラオス日本センターに日本留学推進のための拠点事務所がオープンしました!

2022年8月22日

2022年8月8日、文部科学省が所管している日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)の実施担当機関である岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)の拠点事務所がラオス日本センター(LJI)にオープンしました。

東南アジアにおける同推進事業は、ASEAN諸国から日本への留学生数を2023年には対2018年比で1.5倍にすることを目指して、岡山大学を含む国立6大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、長崎大学、熊本大学)と日本全国の高等教育機関が協力して、留学生受け入れを推進しようとするものです。LJIの拠点事務所には、専任の留学コーディネーターが配置され、日本の大学や高等教育機関への進学に向けた各種奨学金情報をラオス語で発信するとともに、留学セミナーの開催や個別の進学相談を実施します。

LJIではJICAの支援を受けて日本留学フェアを毎年開催し、日本の大学等の紹介の機会を設けていますが、日本で学ぶラオスの留学生は、近隣諸国(注参照)と比較し、日本の国費・公費留学生を含め233名(2021年12月現在)と伸び悩んでいます。奨学金無しでは日本の大学への進学が難いのが実情ですので、上記推進事業と日本留学フェアとの連携により、ラオスから日本への留学者数が伸びることが期待されています。

なお、OJEICのASEAN拠点は、ミャンマー、カンボジア、タイにも設置されています。

注:ラオス近隣諸国の日本への留学生数(2021年12月)
ベトナム  46,403人
ミャンマー 3,207人
タイ  2,216人
カンボジア  579人

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LJIに設置された拠点事務所

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開所式集合写真

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日本留学に係るパネルディスカッション