カンボジア日本人材開発センターで就職フェア2022が開催されました。

カンボジア日本人材開発センター（以下「CJCC」）は、2022年7月30日（土）に就職フェアを開催しました。今年は、CJCCを会場とした対面での実施となりました。

カンボジア日本人商工会（JBAC）の後援により、製造業、金融業、サービス業など多様な職種から成る日系企業等18社/機関、カンボジア企業等13社/機関（合計31社/機関）と学生等の求職者の参加者数1,200名が一堂に会しました。

就職フェアの開催に先立ち、開催1週間前の7月23日（土）には、プレイベントとして、新卒学生や日本企業への就職を希望している方々向けにオンラインによる「バーチャルキャリアセミナー」を開催し、JICAの専門家による「日本/日本企業で働くための基礎知識の紹介」等が行われ、セミナーには56名が参加しました。

本就職フェアでは、企業ブース出展のほか、各参加企業からのプレゼンテーション、CJCC及び国家雇用機構（NEA）の講師によるキャリアセミナーが行われました。さらに面接も実施され、その場で採用につながったケースもありました。今回はカンボジアに拠点を持つ企業だけではなく、日本からの企業も参加し、日本側のカンボジア人材に対する期待もうかがわれ、就職を目指す参加者及び人材確保を目指す企業にとっては大変有益な機会となりました。

今後はCJCCのフェイスブックページによる「ジョブ・インフォメーションクラブ」及びCJCC施設内の掲示板での求人掲載サービス（1年間）を行い、実際の就職に結びついていくよう引き続きサポートする予定です。

CJCCでは、12月にも就職フェアを開催する予定です。このような取り組みを通じて、カンボジアの人材と日本及びカンボジアの企業を結び付ける支援を継続していきます。