CJCCで日本留学フェア2022が開催されました

2022年11月11日

カンボジア日本人材開発センター(以下「CJCC」)は、岡山大学/文部科学省日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点(以下「OJEIC」)と、2022年10月14日(金)~16日(日)に「日本留学フェア2022」(以下「留学フェア」)を共同で開催しました。今年は在カンボジア日本国大使館、在日カンボジア留学生協会(以下「CSAJ」)をはじめ、多くの団体(*1)の後援の下、10月14日(金)はCJCC内のアンコール絆ホールを会場とし対面開催、10月15日(土)、10月16日(日)はオンラインで開催しました。日本からは秋田大学、京都先端科学大学、兵庫県立大学、福井大学、山形大学、山梨大学、立命館大学アジア太平洋大学の7大学、および株式会社ランドハウジングが参加しました。

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10月14日(金)には在カンボジア日本国大使館による国費留学生制度の説明やOJEICの事業紹介が行われました。参加したカンボジア人学生たちはメモを取りながら真剣にプレゼンを聞いており、日本への留学に対する熱意の高さがうかがえました。講演終了後は出展ブースに多くの学生が集まり、それぞれの大学や奨学金に関する説明に耳を傾け、気になる大学や企業のパンフレットを入手していました。

【画像】開催期間中は、各参加大学/機関/会社がそれぞれプレゼンテーションを行い、10月14日(金)と10月16日(日)には、CSAJによる日本留学の経験についての講演が行われました。CJCCから日本へ留学している職員の紹介により、CSAJが今回の留学フェアへの初参加することとなりました。現役の留学生が登壇し、カンボジア人学生からの質問に対し、日本での経験を踏まえてアドバイスをする様子が見られました。先輩の留学体験談やアドバイスを聞くことで学生たちの日本への留学に対する不安が軽減されたと思われます。

今回の留学フェアでは、対面でのイベントに323名が参加し、オンラインイベントには598名(*2)が参加しました。開催後に実施した参加者へのアンケート結果は高評価で、日本への留学を志すカンボジア人学生に対して有益な機会を提供することができました。

カンボジアには日本への留学を目指す学生が多くいます。CJCCではこのような取り組みを通じてより多くの学生に機会を提供できるように支援を継続していきます。

(*1)独立行政法人国際協力機構(JICA)、カンボジア教育・青少年・スポーツ省(MoEYS)、王立プノンペン大学(RUPP)、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)、カンボジア元日本留学生協会(JAC)、公益財団法人本田財団(HOF)。
(*2) オンライン参加者は各大学のプレゼンセッション参加者の延べ人数でカウント。