職種は意識せず、少しでも芦北町に貢献できれば

【写真】宮道宏彰:2021年3次隊 レソト王国 コンピュータ技術 (2021年6月掲載)熊本県芦北町役場配属 特別派遣前訓練生
宮道宏彰:2021年3次隊 レソト王国 コンピュータ技術 (2021年6月掲載)

【訓練開始前】

1.派遣前訓練までの心境
 派遣時期が未定のままの待機中でしたので、国内でJICAの活動に参加できることでワクワク感と、一方で、現地で何ができるかは不明なためドキドキ感もありました。

2.派遣前訓練にむけて準備したこと
 健康管理を意識し、訓練開始を待ちました。

【訓練や現在の生活】

1.実際の活動内容
 熊本県芦北町役場に配属されました。配属時、同役場で活動していた訓練生2名と連携を図りながら、具体的なミッションを設定するところから始めました。
 ちょうど2021年6月より芦北町コミュニティセンターの図書館と町内の小中学校9校との連携による『子ども読書活動推進』が開始される予定であったため、この活動に寄与できるアイデアを提案することを活動目標としました。
(これは、派遣予定の職種と直接的な関わりはありませんが、この派遣前訓練では職種は意識せず、自分ができそうなことを考えるようにしています。)

2.現在の生活の様子
 町役場から徒歩10分程度のビジネスホテルに滞在していますが、周囲は山に囲まれており、海にも近く、散歩するには最適な環境です。

3.派遣先の地域自慢など
 海と山が近く、これまで、鹿、キジ、シロサギ、アオサギ、カワセミ、トンビの鳥たちと、青大将(蛇)に出会いました!また、地元の名物の太刀魚丼と足赤海老天丼は美味でした!!

4.一番大変だったこと
 今のところは特にありません。

5.一番うれしかったこと
 街歩きをしていてもあまり人に出会いませんが、出会った方はお年寄りから子どもまで、皆さんが挨拶をしてくれることです!

6.活動への意気込み・目標
 無事に3ヵ月を健康で過ごし、活動内容に記載した活動目標の提案により少しでも芦北町に貢献できれば、と考えています。

【今後に向けて】

1.隊員活動に活かしたい経験
 これまで全く知らない場所で人々に出会い、現地を理解し、貢献できることを見出して活動する経験は、国内とはいえ海外でも活かせる部分はあると思います。

2.派遣前訓練に今後参加される方へのメッセージ
 もし、時間的に余裕があれば、チャレンジしてみる価値はあると思います。

3.受け入れ自治体の方々へ
 訓練期間が3ヵ月と短いため、受け入れる側も難しい面がいろいろとあると思います。
その中で、様々なご配慮をいただいており、感謝しかありません。
私はあと約2ヵ月お世話になりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。