宮崎大学の協力で待機中のJICA海外協力隊向け研修を実施しました!

2020年11月24日

最終報告会の様子①

最終報告会の様子② 高齢者介護隊員が簡単にできる運動を実演

最終報告会参加者と一緒に!

 10月31日(土)「2020年度 待機中のJICA海外協力隊向け研修(宮崎大学地域課題解決コース)」の最終報告会を開催しました。

 本研修は、9月22日(火)~10月31日(土)にわたり、宮崎大学の協力の下、待機隊員を対象として、計20回にわたり、国際協力や多文化共生、地域活性化など宮崎で活躍されている講師を迎えてのセミナーを実施したものです。
加えて、宮崎大学の先生方より地域課題解決の知見拡大、国内での社会貢献に繋がるノウハウの習得、プレゼンテーションやコミュニケーションスキルの向上への助言や演習などのサポートも行っていただき、待機隊員の皆さんの任地への再派遣後や帰国後の活動に繋がる地域課題解決スキルアップも目指しました。

 研修のまとめとして行われた最終報告会では、各隊員のこれまでの活動の振り返り、及び今後の活動や自身の人生設計や社会貢献に繋がる活動の展望などについて考え、発表する機会となりました。

 現在のコロナ禍の状況からオンラインでのセミナー実施が中心ではありましたが、参加者からは、「待機期間が長くなっている中で様々な葛藤があり、なかなか前向きになれなかったが、このような研修に参加することによって自分自身を見つめなおしたり、行動する決断力を持つことの大切さを感じたりすることができた」などのコメントがありました。このような研修機会を活用しながら、派遣再開に向けてそれぞれがさらに自己研鑽を重ねて、今だからこそできることについて考え、取り組んでいただきたいと思っています。