福岡県立鞍手高等学校の生徒さんが来館しました

2020年12月23日

【画像】11月4日、福岡県立鞍手高等学校の2年生36名と先生2名が、SDGsや国際協力についての理解を深める目的でご来館くださいました。
レストランでのお食事で始まった今回の訪問。世界に触れる料理としてハラル料理(イスラム教徒の方々が食べることのできる食事)を楽しんでいただいたあと、会場を移してSDGsカードゲームを行いました。ゲームではSDGsの各ゴールを確認しながら、あわせて自分自身の考えや行動などを振り返るきっかけを提供しました。
楽しみながら学んだあとは講義の時間。世界の現状やSDGsのこと、そしてJICAが行っている事業などについてお話しさせていただきました。
その後ブラジルへ派遣されていたJICA海外協力隊経験者による体験談を聞いていただきました。生徒の方々からは「行く前に不安はなかったのか」「日本に広めたいブラジルの良さは?」などの質問が出てきました。
最後に館内のご案内をし、館内展示や図書室の資料を見ていただきました。以下、いただいたご感想をご紹介いたします。

【画像】・カードゲームを通して楽しくSDGsを学べた。2020年からは行動の10年間という言葉が印象に残っている。私たちは課題研究を通してシンガポール・マレーシアの経済や環境などの比較的大きな課題を解決しようとしてきたが、自分たちの身近なことから見つけていくことが大切なんだなと思った。

【画像】・JICAではブラジルに行った元JICA海外協力隊の方のお話を聞いて、色んな世界があるんだなということや、物事を見る視点を変えてみると新しい世界が広がるかもしれないと思った。

【画像】・JICAでは、普段食べない子羊の肉を食べることができ、文化の違いを知ることができました。SDGsのカードゲームで世界の不平等を感じることができました。先進国に住んでいるから関係ないと思わずに、身の回りの小さなことでも動こうと思いました。

SDGsについての課題研究をなさっているという生徒の皆さん。今回の訪問での学びをぜひ生かしていただければと思います。