肥後銀行と「業務提携・協力に関する覚書」を締結

  -開発途上国と熊本県双方の活性化にむけた連携を強化-

2021年12月24日

 独立行政法人国際協力機構九州センター(JICA九州)と肥後銀行(本店・熊本市)は12月23日に「業務連携・協力に関する覚書」を締結しました。
 本覚書の締結は、県内の優れた技術・製品・サービスを有する中小企業等のSDGs課題に対するアイディアやビジネスモデルを検証・普及することを支援し、開発途上国の開発と我が国地域の活性化に資することを目的としています。
 この提携により、開発途上国への海外事業展開を検討する民間企業に対して、充実したサポートが行える他、JICAが人吉球磨地域で開始する、地域課題に対する民間企業等からの解決策提案のマッチングプラットフォームである「ひごラボ」事業等において、県内の企業・団体に対し効果的にアプローチすることが可能になります。
 九州における金融機関との覚書締結は、これで5行目となります。

1.締結日  
2021年12月23日(木)

2.主な連携内容
(1)中小企業等の海外展開を支援するJICA民間連携事業に関する県内企業への各種情報提供、同事業への応募勧奨等
(2)JICAが実施する「ひごラボ」事業に関する企業への各種情報共有、同事業への応募勧奨等

 JICA九州は、今後も地域金融機関との連携を深め、地域企業の技術を活用した海外ビジネス展開のサポートを通じ、開発途上国の開発と我が国地域の活性化に貢献して参ります。

【画像】 

業務提携の覚書を交わす 肥後銀行の高濱豊 コンサルティング営業部長、笠原 慶久 代表取締役頭取、北岡 伸一 JICA理事長、吉成 安恵 JICA九州所長(左から)