【報告・鹿児島】霧島市立日当山小学校で、派遣中隊員とのオンライン授業が行われました!

2022年3月23日

先生登場に教室が沸きました!

たくさんの質問が挙がりました!

 3月14・16・18日の3日間、霧島市立日当山(ひなたやま)小学校で、現在ガボンで活動中の桑水流睦(くわずる むつみ)さんと6年生の教室を繋ぐオンライン授業が実施されました。
講師の桑水流さんは、昨年8月上旬に日本を出発し、2021年度1次隊・小学校教育でガボンに派遣されています。今回のオンライン授業は、桑水流さんと、桑水流さんが以前勤務されていた日当山小学校の先生方で準備をされ、実現しました。

授業当日。6年生の皆さんは、事前にJICAやガボンについてそれぞれ調べており、手元に学習カードを持ちながら授業に臨んでいました。スクリーンに桑水流さんの姿が映ると、「あ、桑水流先生だー!」と興味津々。まだ薄暗い外の様子が映され、「今は朝の5時です」と聞くと、驚きの声が上がっていました。
 授業の中では、JICAやJICA海外協力隊、ガボンの食べ物やご自身の活動についてのご紹介がありました。
「JICAは、日本と開発途上国を繋ぐ架け橋のような存在」
「日本とガボンを比べてみると、、、」
「現地の学校で、算数と体育を教えているよ」
子どもたちは、桑水流さんが話される内容と自分が調べた内容を見比べたり、隣のお友だちと共有をしたりと、積極的に学ぶ姿勢が印象的でした。
 最後に桑水流さんから、「知ることから始まる国際協力があります。ガボンや色んな国に興味をもってください。残りの小学校生活も楽しんでくださいね」とメッセージがあり、授業を終えました。

子どもたちはきっと、身近な先生が遠くガボンで頑張る姿を見て、様々なことを感じたのではないでしょうか。子どもたちの中にある世界が、少しずつ広がってくれるといいなと思います。

今回お声かけ頂きました、桑水流さん、日当山小学校の皆様、ありがとうございました。

(JICAデスク鹿児島 担当:仮屋)