＜報告＞鹿児島市立武岡小学校で海外12ヵ国を紹介する国際理解プログラムが実施されました！

　1月13日（木）に鹿児島市立武岡小学校で、協力隊OBや海外で生活したご経験のある方総勢12名がそれぞれの国を紹介する国際理解教育の取組がなされました。
　5、6年生の皆さんは手作りのパスポートを手に、講師が待つそれぞれの国へと「世界旅行」へ出かけました。各20分で3カ所を巡り、写真や動画、実際のお金や楽器などを見たり聞いたりしながら体験しました。
　協力隊OBのブースからは、太鼓の音が聞こえてきたり、スパイスの香りが漂ってきたり、聞いたことのない言葉が聞こえてきたりと、とても賑やかな様子でした。
　「世界旅行」から帰国すると、最後に講師から児童の皆さんへメッセージがありました。
「今日のお話は、ほんの一部分。今度は皆さんが実際に行って、自分で体感してみてください。」
「異文化で暮らす時に、思いやりがとても大事でした。まずは、近くのお友だちを想う気持ちを大切にしてください。」
「世界には他にもたくさんの国があります。ぜひいろんな国について知って欲しいです。」

　今回は、校舎内の教室や体育館をみんなで歩いて回る「世界旅行」でした。
　ブースに入る時の「ここはどんな国だろう？」「何をするのかな？」という、ドキドキワクワクした感覚は、きっと、海外に飛び出す時のワクワクと同じです。今日の胸の高鳴りを大切に、次は本物の飛行機に乗って、新しい世界へと飛び出していってほしいと思います。
　改めまして、今回お声掛け頂いた武岡小学校の先生方に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

【紹介された国・地域】
OB：ガーナ、キルギス、ネパール、ラオス、パラグアイ、ミクロネシア、モルディブ
在外経験者：アメリカ、ドバイ（アラブ首長国連邦）、ベルギー、オーストラリア、イギリス

（JICAデスク鹿児島　担当：仮屋）