<イベント報告・熊本>「JICA海外協力隊帰国報告会」を開催しました!

2021年4月2日

ご自身がケニアで取り組まれた教育支援について語る川畑さん

アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロに登頂したときの様子(川畑さん)

ソロモンでの活動について語る飯盛さん

小さなPC画面を見ようと群がるソロモンの生徒たちの様子(飯盛さん)

3月25日(木)に熊本県出身のJICA海外協力隊による帰国報告会をオンライン(Zoom)にて開催しました。
昨年帰国された、元青年海外協力隊の飯盛元貴さん(2018-1・ソロモン・体育)、川畑達郎さん(2018-2・ケニア・コミュニティ開発)のお二方に、JICA海外協力隊としての現地での生活や活動の様子などリアルな国際協力の現場についてそれぞれお話いただきました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い一時帰国となり、志半ばでの帰国となったお二人ですが、限られた任期で大変充実した活動をされたことが伝わってきました。
川畑さんからは、任国ケニアについてお話いただいた後、コミュニティ開発という職種、ボランティア活動の内容、ご自身が取り組まれていた農業クラブや農業支援、教育支援について、動画を用いながらお話くださいました。農業クラブで子どもたちが裸足で鍬を振っている姿は印象的かつ途上国を物語っているように感じました。
飯盛さんはご自身の生い立ちからなぜJICA海外協力隊に参加するに至ったのか、という経緯から、訓練所での生活、JICA海外協力隊として赴任することの意義、かつて日本軍がソロモン諸島に上陸していた歴史、そして任国ソロモンでの活動の様子やかけがえのない時間について、写真を基にお話くださいました。
たまたまお二方とも、アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト(一般財団法人JAPAN ART MILE主催のJICAとの連携プロジェクト)に参加されたという共通点があり、それぞれに現地と日本の子どもたちを繋ぐ活動にも積極的に取り組まれた様子もうかがえました。
当日は25名の方がご参加くださり、報告後の質疑応答では、現地での活動に必要な英語のレベルや、農業支援における具体的な内容などについて積極的なお尋ねがありました。
ご参加いただいた皆様からは
・気楽にお話を聞ける雰囲気でよかった
・たくさん選択肢がある中でなぜJICA海外協力隊を選んだのかなどのお話は、JICA海外協力隊への応募を考えている人の参考になったと思う
・協力隊の経験と魅力、現地活動での課題、今後検討する方へのポイントなどとてもわかりやすくてよかった
といったご感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

JICAデスク熊本では引き続きJICA海外協力隊パネル展2021春を開催中の他、応募相談も随時受け付けております。
下記連絡先までお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ:
  JICAデスク熊本 担当:尾上
  電話番号:096-359-2130
  Eメール:jicadpd-desk-kumamotoshi@jica.go.jp