<イベント報告・長崎>出発前隊員に向けた平和学習を実施しました

2021年7月15日

オンライン被爆体験講話の様子

6歳の時に長崎市で被爆した池田さん

全国から参加した隊員

開催日時:2021年6月29日(火)13:00-14:30

 JICAデスク広島・長崎では、これから出発する協力隊員に向けて、平和学習を実施しています。原爆資料館の見学(平和案内人付)や、被爆体験講話が主な内容です。また、広島・長崎出身の隊員たちが中心となって派遣国で実施してきた「原爆展」の紹介も行っています。

 今年は、コロナウイルス感染拡大の影響により対面での平和学習が難しいため、オンライン開催となりました。広島と長崎を繋いで開催しようと計画していましたが、「オンラインなら、全国の隊員が参加できるのでは?」とアドバイスをいただき、今回の平和学習は、全国の隊員に呼びかけ、開催することができました。
 76年前の8月、長崎市で被爆した池田さんの被爆体験講話を聴き、参加した隊員からは「被爆者の生の声を聴いたのは初めてで、とても貴重な経験となった」との意見がありました。
 改めて原爆の恐ろしさや、被爆の現実を知り、語り継いでいく必要性を感じました。

 これからも出発する隊員に向けた平和学習は継続して実施したいと思います。
 ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

(JICAデスク長崎 担当:戸崎)