JICA海外協力隊出発前隊員とJICA長期研修員との交流会を実施@鹿児島

2021年8月31日

左:パンタシンさん 右:久保さん

JICAデスク鹿児島の仮屋です。
 今回、2021年度1次隊としてラオスに派遣予定の久保さん(職種:小学校教育)と、 JICA長期研修員のパンタシンさん(ラオス出身)との交流の機会を設けることができました。

 久保さんは、2021年8月上旬に出発予定でしたが、ラオスでの新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、派遣延期となりました。しかし、そのような状況下でも、「待機中にできる事を」との思いから、オンラインでラオス語学習に取り組まれたり、鹿児島県青年海外協力隊OB会の総会に参加されたりと、積極的に活動されていました。
 JICAデスクとしても何かお手伝いができればと思い、2019年4月から鹿児島大学に在籍されているJICA長期研修員のパンタシンさんにご協力頂き、1時間程度の交流会を計画しました。交流会では、任地ルアンパバーンやラオスの食文化についてお話をしたり、ラオス語文字のミニ勉強会が始まったりしました。「ラオスは辛い料理があるので、気を付けて下さい」「鹿児島の鳥刺しは食べましたか?ラオスで美味しいご飯は何ですか?」「いつまでラオスにいますか?」「かごしま、はラオス文字でどのように書きますか?」これらの会話がラオス語で飛び交い、私もただただ目を丸くするばかりでした。
 パンタシンさんから、「ラオス語が上手で驚いた。帰国した時にぜひラオスでお会いしましょう!」との言葉があり、久保さんは「鹿児島に居ながらラオスの方と話せるのはとてもラッキーだった。自身の課題も見つかったので、派遣までさらに準備を進めていきたい」と話されていました。

 久保さんにとってはなかなか赴任の見通しがつかない日々が続いていますが、おふたりの更なるご活躍と、久保さんをはじめとする待機中隊員の方々の速やかな派遣を願うばかりです。

(JICAデスク鹿児島 担当:仮屋)