都城市祝吉中学校で3年生による「SDGs活動発表会」が開催されました!

2021年11月2日

SDGsに関する啓発ポスター

SDGsに関する新聞記事を切り抜いて
校内に掲示してあります

SDGsに関する壁新聞

捨てられる紙から作った再生紙

世界と日本の給食についての調査結果を
ポスターにして掲示しています

発表会の様子

10月6日(水)に宮崎県都城市にある祝吉中学校で、3年生による「SDGs活動発表会」が開催されました。祝吉中学校では、総合的な学習の時間(10時間)を使って、生徒がチームに分かれそれぞれSDGs17の目標の中から関心のあるアイコンを選び、テーマを考え、背景や解決策についてまとめる活動が行われました。JICAデスク宮崎は、「SDGs」を学び始める導入部分においての授業展開に協力しました。

導入授業が終了した後、有志の生徒達により「SDGs実行委員会」が立ち上げられ、授業時間以外の時間も積極的に活動に取り組まれていたようです。
活動テーマは、食品ロス問題・地球温暖化対策・フェアトレード等様々であり、発表会では、全36班がそれぞれの発表を行いました。なかには、学校生活の中においての問題に着眼点を置いた取り組み活動もあり、給食の食べ残しに関する実態を調査するために、残渣量や食品の種類について調べたりアンケートによる調査を行ったりして、食品ロス(給食の食べ残し)をしない為の対策を考え、発表を行っていました。
また校内の至るところにSDGsに関する啓発活動として「パンフレット」や「ポスター」、「新聞」の展示が行われており、SDGs達成への意識の高さと熱意を感じ取ることができました。
印象的だったのは、どの班も発表のなかで「学校内や普段の生活の中で、自分達にできることは何かと考え、小さいことでもいいから行動していきましょう!」と、問題を自分事として捉え、アクションとして示していくことを訴えていたことです。
活動に関する成果物に関しましても素晴らしいものが沢山あり、ひとりでも多くの方々の目にして頂けるような機会を今後創出していきたいと考えております。

SDGsに関する授業展開にご相談いただきました黒木愛美先生、活動にご協力いただきました保護者の皆さま、本当に有難うございました。

(JICAデスク宮崎 担当:田代)