<イベント報告・大分>「おおいたワールドフェスタ2021」を共催で開催しました

2021年12月14日

JICAブースの様子

アフリカンアートのぬり絵に挑戦する子どもたち

賑わうJICAブース

会場の様子(1)

会場の様子(2)

 10月30日(土)、「おおいたワールドフェスタ2021」が大分駅前の祝祭の広場にて開催されました!JICA九州と大分市は、10月6日の「国際協力の日」にちなみ、今年も10月の約1か月間を「おおいた国際協力啓発月間」と定めていました。大分市主催、JICA九州共催のもと、この連携による取り組みは今年で16回目になります。「おおいたワールドフェスタ」は月間中のメインイベントとして実施されました。

 今年は初めての屋外開催となり、ブース出展やステージパフォーマンスを通して、31団体の参加がありました。天候にも恵まれ、累計1,867人の方々にご来場いただきました。

 ブース出展には17団体が参加し、各団体は特長を活かして、外国人講師と英語でクラフト作りやフェアトレード商品販売、多言語で遊ぶゲーム、世界の料理コーナーなどの提供がありました。JICAデスク大分(JICA九州)のブースでは、アフリカンアートのぬり絵体験、JICA海外協力隊の活動写真パネル展示と応募相談を実施しました。ブースには累計72名の方々が訪れ、親子でユニークなデザインに触れながらぬり絵を楽しんだり、協力隊事業について質問したりする姿がありました。また、ブースには現在大分県内に留学中のJICA研修員も複数名遊びに来てくれて、元気な姿を見せてくれました。

 ステージパフォーマンスには14団体が参加しました。世界の民族衣装のファッションショーやインドネシア伝統舞踊、留学生による日本語スピーチコンテストなど、多彩なパフォーマンスが披露され、会場はますます盛り上がりを見せていました。

 また、留学生への食糧支援プロジェクト「Food Bank Marche」が、大分県社会福祉協議会と大学コンソーシアム大分の共催で実施されました。ご厚意で寄せられた食糧品や雑貨が、当日ブースに訪れた留学生に配られていました。受け取った留学生は「思いがけずこのようなブースがあり、受け取ることができてとても助かった。」と話していました。

 コロナ禍での開催となりましたが、基本的な感染対策の徹底、対策が入念に講じられた上で行われ、ご来場の皆様に安心・安全を感じていただけるよう準備された会場の中で、「世界をまるごと楽しむ」時間を過ごしていただけましたなら幸いです。ご来場、誠にありがとうございました!

(JICAデスク大分 担当:井本)