<イベント報告・鹿児島>市電に乗って元JICA海外協力隊員と世界旅行に行こう!を実施しました!

2022年8月18日

Next Tram KIRIKOがお出迎え!

ラオス楽器の演奏でスタート!

 鹿児島市内を走る市電に乗りながら、4つの国を巡るイベント「市電に乗って、元JICA海外協力隊員と世界旅行に行こう!」を実施しました。

 今回は、4名の元JICA海外協力隊員の方に、ラオス、ガーナ、パラグアイ、ペルーの4か国を紹介してもらいました。
 参加者は、様々な国の民族衣装に着替え、パスポートを持って、世界旅行へと向かいました。始発の鹿児島駅では、薩摩切子をモチーフにした「Next Tram KIRIKO」がお出迎えしてくれました。
 早速電車に乗り込み、出発を待っていると、、、。

 楽器を演奏しながら、元ラオス隊員とラオスからの留学生の2名が乗りこんできました。世界旅行に出発です!車内は一気にラオス一色となり、ラオスの歌を体験したり、クイズを楽しんだりしました。

ガーナの布アートをご紹介!

 
 
 あっという間にラオス旅行の時間が終わり、次の国は「ガーナ」。
 実際にガーナのお金を触ってみたり、ガーナで使われている手話を教わったりしました。
 最後には、布の端切れを使って作るアフリカ布アートを紹介され、端切れをゴミとして捨ててしまうのではなく、日々の暮らしを豊かにするアートとして楽しむ文化があることを伝えて頂きました。

パラグアイの国旗クイズ

  
 次の国は、海を渡って「パラグアイ」です。
パラグアイの文化やあるあるを、クイズ形式で楽しく学びました。

Q1.パラグアイの国旗は、世界で唯一、○○と○○○がある。*○にはひらがなが入ります。

Q2.パラグアイ人は、スイカとぶどうは食べないです。その理由とは?

(*答えはこの記事の最後に!)
 最後に、パラグアイの方が毎日飲んでいる「テレレ(マテ茶)」を体験して、パラグアイ旅行は終了しました。

最後はペルーの大合奏!

 
 いよいよ最後の国。陽気な国「ペルー」
電停には、ペルーの衣装と楽器を身に着けた元協力隊員の姿が。
車内に乗り込んでくると、いきなり音楽ステージがスタートしました。ウクレレのようなチャランゴ、笛がたくさん連なったサンポーニャ、尺八のようなケーナなど、様々な楽器を使って、陽気な音楽を演奏してくれました。最後には、参加者全員が楽器をもち、大演奏会になりました。

みんなで世界旅行に行きました!

パスポートに電車シールをもらいました!

 4カ国の世界旅行を終えて、参加者の皆さんもそれぞれにお気に入りの国があった様子で、「ラオスのクイズに正解できて嬉しかった!」「色んな楽器をみんなで演奏できて楽しかった!」などの声がありました。
 最後に講師の皆さんから、「世界には色んな国があるので、どんどん興味をもって調べてほしいです」「実際にその国を訪れるとネットには載っていない色んな発見があるから、ぜひ飛び込んでみて」など、素敵なメッセージを頂き、今回のイベントは無事に終了しました。

今回のイベントでは、鹿児島市民の身近な乗物である路面電車に乗り込み、世界旅行に出かけてもらいました。色んな国の文化や音楽、アートなど様々な体験を通して、参加した皆さんの世界がグッと広がってもらえたらとても嬉しいです。

参加者の皆さま、ご協力いただいた鹿児島市交通局様、講師の皆さま、この場を借りてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

(JICAデスク鹿児島 担当:仮屋)

★パラグアイクイズの答え★
A1.国旗で唯一「うら」と「おもて」がある。裏と表で図柄が違います。
A2.スイカとぶどうを食べるとお腹が爆発するという言い伝えがあるそうです。