<イベント報告・熊本>「世界を旅するカフェ(1)アフリカ布de蜜蝋ラップづくり」を開催しました!

2022年8月31日

蜜蝋ラップの作り方を説明する講師の渡邉亜美さん

アイロンで蜜蝋、松脂をしっかり溶かします

ムラがないようしっかりのばします

たくさんの方にご参加いただきました!

見事な出来栄えです!

6月9日(木)、熊本県玉名市のHIKEにて「世界を旅するカフェ(1)アフリカ布de蜜蝋ラップづくり」を開催しました。

「世界を旅するカフェ」は、世界のいろいろな国のお茶や特産品を通して、それらにまつわる文化や歴史を深く味わう講座です。JICA海外協力隊として世界各国で過ごしてきた隊員が、ホストとして皆様をおもてなしします。

今回のテーマ国はマラウイ。マラウイで看護師として活動した元JICA海外協力隊の渡邉亜美さんは、現地のHIV陽性者や女性の健康や生活改善のため収入向上のプロジェクトに取り組まれてきました。
渡邉さんの、「“カタリ”を通じて世界への知見や興味を広げ、明日からの日常生活に取り入れやすい“モノ”を通じたワークショップで、持ち帰った学びを元に自らの生活や地域を豊かにしていただきたい。」という思いから、今回はSDGsの達成のために一人ひとりが問題意識を持つことができるよう、身近な環境保護活動としてできる「蜜蝋ラップ作り」のワークショップを、アフリカ全土で馴染みのあるアフリカンプリントの布を用いて行いました。初めての蜜蝋ラップを作る体験に、みなさん大変真剣かつ楽しみながら参加されていました。
また、JICA海外協力隊春募集期間でもあったことから、JICA海外協力隊についてもお話し、これまであまり縁のなかったという方々にもJICA海外協力隊や国際協力について知っていただくきっかけとなりました。

ご参加いただいた皆様からは、
・蜜蝋ラップづくりが楽しかった
・SDGsについても身近に感じられた
・楽しんで取り組むことが、持続性にとても大切だというメッセージを受け取ることができた
・マラウイの女性の事も知る機会を得て、私にも出来る事はないかと思った
・身近なテーマから環境問題を考える、良いきっかけになった
・使い捨てごみを少しでも減らしたいので、蜜蝋ラップを可愛いアフリカ布でつくることができとても嬉しい
というお声をいただきました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(JICAデスク熊本 担当:尾上)