県表敬訪問＆出発前隊員向け平和学習を実施しました。＠長崎

2022年度2次隊として長崎県を出発し、グアテマラへ派遣される隊員と、9月にエジプトから帰国した隊員が長崎県庁への表敬訪問を行いました。
各隊員の自己紹介に続き、派遣国での活動や言語について質問が出され、終始穏やかな雰囲気の中歓談が行われました。
出発前隊員にとっては「これから出発する」という意識がさらに強まり、帰国隊員は「活動の報告ができ、一つの区切り」になったのではないかと思います。

表敬訪問後、広島デスク・長崎デスクが実施している出発前隊員向け平和学習を行いました。原爆資料館や追悼平和祈念館を平和案内人のガイド付きで見学し、長崎の歴史について改めて学習しました。原爆資料館は、これから派遣される国で被爆の現実を伝え、広島・長崎の復興の歴史について知ってもらう、という視点を持って見学してもらいました。
被爆体験講話では、実際に長崎で被爆された方から被爆者への差別や被爆者ゆえの生きづらさについてお話を聴くことができました。派遣国で「HIROSHIMA、NAGASAKI」について尋ねられる機会もあると思います。今回学んだことを、ぜひ派遣国の人々に伝えて欲しいと思います。

（JICAデスク長崎　担当：戸崎）