事前教材のご紹介(効果的な学習のために)

なごや地球ひろばの訪問の前に

なごや地球ひろばの訪問を有意義なものにするために、事前学習、訪問当日、事後学習に役立つ情報ご紹介します。また、ご要望などありましたら、地球案内人へご相談下さい。

1.事前学習

地球的規模の課題・問題について

なごや地球ひろばで学べる貧困・教育・保健・環境など1つの分野をピックアップして調べ学習をおこなう。

国や地域について:ひとつの開発途上国を選び、その国の文化・歴史・経済について、またその国のある地域が抱える課題について、調べ学習をおこなう。

  • ある特定の地域や国を決め、調べてみる
  • その国に暮らす人々の様子を、自分たちと比べてみる
  • その国で問題になっていること、その原因を考えてみる
  • 自分たちの生活と、その国との関係を調べてみる
  • その国のある地域の地理・特性などを調べてみる

ODAやJICAについて:基本的なことを調べ学習する。

  • ODAとは何か
  • JICAとはどんな組織なのか、どんなことを実施しているのか
  • どんな地域で活動しているのか
  • 開発途上国ではどんなことが必要とされているのか

継続性のあるカリキュラムを立てる。

2.訪問当日

訪問する時間をより有意義に過ごすために、次のことを意識して展示を回ってみましょう。

  • 時間を守る(乗り換え時間も含めた移動方法の再確認。遅れてしまったら必ず連絡しよう)
  • なごや地球ひろばでのプログラムに集中しよう
  • なごや地球ひろばで感じたこと、考えたことを自由に、積極的に発言しよう
  • わからないことは恥ずかしがらずに何でも地球案内人に質問しよう
  • 次にすべきことを考え、自分で判断し、すばやい行動を心がけよう

3.事後学習

なごや地球ひろばでいろんな話を聞いてきたけど、遠い世界のことのようで自分の日常生活とは関係がなさそうだ…と思ってしまってはもったいない!今を生きる自分たちにどんな取組みができるか考えてみましょう。

校内において学習発表会を実施する

例:なごや地球ひろばで知ったことを、自分の言葉で他の人に伝えるために、発表会をしたり、エッセイ(JICA中学生・高校生エッセイコンテスト)を書いてみたりしてください。今後、自分たちが何をすべきかを考えると、さらに良いでしょう。

自分たちにできることを考え、実施する

例:クラスやグループ単位で、自分たちに出来ることを実施する。例えば、現地で活動するボランティアが必要としている道具を集めて送ること(JICA「世界の笑顔のために」プログラム)や、フェアトレード商品について調べ、実際に購入してみるなど。

学んだ国以外の地域の状況を知るために、新たな調べ学習を行い、問題・課題の似ているところ、違うところを考えてみる