マナグア湖のエコマスコット「Xolt(ソルト)」が公式デビュー
中米ニカラグアの首都マナグア市に隣接するマナグア湖の環境保全のためのエコマスコット「Xolt(ソルト)」が、2024年9月10日に公式デビューしました。
お披露目の会では、ソルトのアニメ動画が紹介される中、お友達のサンティ(マナグア市役所のマスコット)と一緒にモデルさながらランウェイを歩き、華やかなイベントになりました。
ランウェイを歩きながら挨拶するXolt(ソルト)
Xolt(ソルト)とお友達のSanti(サンティ)
この可愛らしいエコマスコットのソルトの制作に関わったグラフィックアーティストの蓑輪章子さん(アーティスト名「Flo」)も、ビデオメッセージでソルトの誕生の経緯やマナグア湖の水が美しくなることへの願いを笑顔で伝えてくれました。
ビデオメッセージを送ってくれたFLOさん
昨年11月のニカラグアでの絵画ワークショップ
Floさんは「Artists in Project」のメンバーとしてBIWAKOタスクフォースの活動に参加しています。昨年11月にニカラグアを初めて訪問し、ニカラグアの教育省やマナグア市役所の職員、市内の小学生達と様々なワークショップを行ってエコマスコットのイメージを創り、その後も人々の想いやアイデアを取り入れながらエコマスコットは完成しました。
マナグア市役所は、このエコマスコットをマナグア湖の環境保全ためのオフィシャルマスコットにすることを決定、「Xolt(ソルト)」と命名しました。Xoltはマナグア湖の別名Xolotlán湖からきています。
左から教育省副大臣、マナグア市長、児童たちと一緒に
ニカラグア版UMINOKOに乗船する児童たちと一緒に
XoltとSantiのシールを受け取った児童たち
Xoltが登場している環境教育の教材
お披露目の会には、ニカラグアの教育省の副大臣、マナグア市役所の市長、そして市内の小学生の代表の皆さんも参加しました。参加した小学生の一人は「私たちの想いが込められた素敵なエコマスコットが出来た」と嬉しそうに話していました。
また、マナグア市長は「このエコマスコットのソルトとともに、私たちの大切なマナグア湖の環境保全をしっかり進めていきたい」と力強く話していました。
今後のソルトの活躍に期待です!
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