国の特色
- グレナダと聞くと、アメリカによる「グレナダ侵攻」を思い出す方も多いのではないでしょうか。1983年、共産主義化したグレナダに、アメリカが軍事侵攻しました。
- 現在のグレナダは、ナツメグの生産で有名であり「香辛料の島」というニックネームもあります。空港についた瞬間からナツメグの香りがするとか!国旗にもナツメグの模様が入っています。
- 美しいカリブ海と白い砂浜があることから、観光業も盛んです。
- 2012年のロンドンオリンピックで、グレナダ出身のキラーニ・ジェイムス選手が男子400mで金メダルを取得しました。人口が11万人ほどの国ですので、金メダルの数を人口比でみると、世界1と言われています。
- 首都はセントジョーンズ。政府庁舎であるビルは、急峻な丘に沿って建てられており、眺めはとてもいいのですが、職場に辿り着くまで、一苦労です。
- グラン・アンスのビーチに沿って複数のホテルがあり、多くの観光客でにぎわっています。また、近くにはCaribe Sushiというお寿司屋さんがあり、フィリピン人のシェフがおいしいお寿司を握ってくれます。
基礎データ
人口:11.3万人(2021年世銀)
面積:340 km2(五島列島の福江島とほぼ同じ)
一人当たりのGNI:US$9,630(2021年世銀)
首都:セントジョージズ
人間開発指数:0.795 68/191ヶ国中(2021年 UNDP)
元首:チャールズ三世国王
公用語:英語(公用語)、グレナダ・クレオール語
民族分布:アフリカ系(82.4%)、混血(13.3%)、東インド系(2.2%)、その他(2.2%)
宗教:キリスト教(カトリック、プロテスタント、英国国教会等)等
主要産業:観光業、製造業、農業(カカオ、ナツメグ)
【JICAの協力】
グレナダでの実施プロジェクト
左:水産関連機材整備計画
中央:ゴーブ伝統的漁業地域基盤改善計画
右:グレンビル水産物流通改善計画
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