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トリニダード・トバゴ共和国

国の特色

  • トリニダード・トバゴは南米大陸のベネズエラのすぐ近くに浮かぶ島国で、一番近い距離はたった12km!
  • 沖縄本島の4倍もの大きさがあり美しいビーチと共に都会的な雰囲気も楽しめる「トリニダード島」と、西表島ほどの面積しかなくマングローブや滝など自然がいっぱいの「トバゴ島」の2つの島で構成されています。
  • トリニダード島にある首都ポート・オブ・スペインのカーニバルは、世界三大カーニバルの一つであり、毎年世界中から多くの人々が訪れます。(ちなみに残りの2つは、ブラジルのリオデジャネイロと、イタリアのヴェネツィアカーニバルです。)
  • 観光業がメインである他のカリブの国が多いなか、トリニダード・トバゴの経済は石油や石油化学などのエネルギー分野や鉄鋼製品などが多い点で、特徴的です。
  • 世界最大の天然アスファルト湖であるピッチ湖があり、日本の橋や道路にも、実はトリニダードトバゴ産のアスファルトが使用されていることがあります。
  • 大きなお鍋のような見た目で幻想的な音色を奏でる不思議な楽器、スティールパンの発祥の地です。また、カリプソ(Calypso)もトリニダード発祥と言われています。政治を風刺する音楽で、域内の多くの人たちに愛されているジャンルです。

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左:トバゴ島の美しい海

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右:カーニバル

トバゴ島のGrand Riviereで見られるウミガメ

基礎データ

人口:153万人(2022年世銀)
面積:5,130 km2(千葉県よりやや大きい)
一人当たりのGNI:US$ 15,333(2022年世銀)
首都:ポート・オブ・スペイン
人間開発指数:0.810 57/191ヶ国中(2021年 UNDP)
元首:クリスティーン・カンガルー大統領(2023年~2028年)

公用語:英語(公用語)、ヒンディー語、フランス語、スペイン語、トリニダード・クレオール語等
民族分布:インド系(35.4%)、アフリカ系(34.2%)、混血(23%)、その他(7.5%)
宗教:キリスト教(カトリック、英国国教会等)、ヒンドゥー教、イスラム教等
主要産業:エネルギー産業(石油・石油製品、天然ガス、メタノール、アンモニア、尿素)、鉄鋼製品、食料品、セメント

食べ物:
あひるカレー(インド系が多くカレーのようにスパイスを多く使った料理が多いです)、 カラルー(ココナッツミルクと緑黄色野菜、唐辛子のはいったシチューのようなもの)

【JICAの協力】

トリニダード・ドバコでの実施プロジェクト

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持続的水産資源利用促進計画プロジェクト