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【参加者募集】グアテマラ派遣JICA専門家によるウェビナー:グアテマラの開発政策と地方行政の課題(3/29 10:00~11:30)

2024.03.19

グアテマラでは2023年6月に大統領選挙が開催され、同年8月に中道左派政党(セミ―ジャ運動党)のベルナルド・アレバロ氏が当選し、2024年1月に大統領に就任しました。しかし、同氏当選から大統領就任までの間、グアテマラ国内では道路封鎖や同国検察や司法長官による選挙結果無効化の動きや同氏所属政党の法人格停止など、決して穏やかな大統領就任ではありませんでした。
そのようにして成立した反汚職を掲げる新政権ですが、今後グアテマラはどこに向かっていくのか、グアテマラ経験が豊富な塙暢昭氏にお話を頂きます。

塙暢昭氏は2022年9月よりグアテマラで「開発政策アドバイザー」としてご活躍されており、政府に近い立場で今回の選挙などを見てきました。新政権の政策とJICA事業の関連、またご本人がグアテマラで実施されている取り組みについて、ご講義いただきます。

開催日時

2024年3月29日(金)午前10時~11時半(日本時間)

実施方法

Zoom方式(Zoomリンクは前日に送付させて頂きます。)
本ページ下部の「参加申し込み方法」よりお申し込みください。

講演会内容

「グアテマラの開発政策と地方行政の課題」

中米グアテマラにおいては、本年1月に汚職撲滅を最優先課題とするアレバロ政権が発足した。同国においては、国家長期開発計画(2012~2032年)を策定し、これまで異なる3政権が同長期計画を尊重しつつ、4年間の政府基本政策を策定し、開発課題対応にあたってきた。省庁や地方自治体においてもこれらに連携する形で事業計画策定・実施に当たっている。

また、事業実施にあたっては、開発審議会制度のもと、ボトムアップ型の公的事業の策定・実施が保障されているが、特に地方自治体においては様々な要因から住民ニーズが反映された事業が実施されにくいという状態が続いている。

このような現状を大統領府企画庁に派遣されている専門家の視点から概観し、同庁への協力支援内容や別途実証中の地方行政能力強化の事例を紹介します。

講師紹介

塙暢昭氏

2022年9月よりグアテマラ大統領府企画庁(SEGEPLAN)に「開発政策アドバイザー」として派遣。同案件は、開発計画の促進機関であるSEGEPLAN職員に対して総合調整能力強化を図ると共に、同国で最も住民に近い行政機関である市役所職員に対しても参加型まちづくりに関する働きかけを実施することにより、開発事業がより多くの国民に裨益する体制の構築を目指すもの。

【画像】

参加申し込み方法

下記Webサイトより、2024年3月27日(水) (日本時間)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
申し込みサイト

お問い合わせ
独立行政法人国際協力機構 中南米部中米・カリブ課 平原
〒102-0084東京都千代田区二番町5-25
E-MAIL: Hirahara.Chika@jica.go.jp

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