【セミナー報告】〈三極のパネリスト達に問う〉「中米・カリブ地域における日本の役割と貢献」日米2団体共催:国際セミナー
2022.12.12
10月に開催された日米2団体共催の国際セミナー「中米・カリブ地域における日本の役割と貢献」の報告が掲載されました。
セミナー報告は下記より、ご覧下さい。
開催日時:2022年10月26日
午後10時~11時半(日本時間) 午前9時~10時半(米国東海岸時間)
日本は、ラテンアメリカ・カリブ地域において、この10年間、安倍晋三首相(当時)が2014年に提唱した「3つのJUNTOS!(共に発展・共に主導・共に啓発)」と題する革新的な外交方針に基づき、日本企業や政府機関による幅広い経済分野の活動やこの地域の緊急を要する開発課題に対する支援を通じ、関係を強化してきました。
日本はラテンアメリカ・カリブ諸国との関係を重視する戦略をとっていますが、貿易や投資の分野においては、メキシコや南米に活動が集中しています。その一方、中米・カリブ地域では、日本企業の進出や開発協力の長い歴史はあるものの、日本のプレゼンスは比較的限定的なものにとどまっているのが現状です。
政治的な課題が山積し、開発ニーズも根強いものがある中で、今後、中米・カリブ諸国と日本との協力関係が進展する見込みはどの程度あるのでしょうか?協力が実施された国や分野はどのようなものであるのか、そして今後拡大する可能性があるのでしょうか?日本の開発協力および経済的関心は、どのような形で中米・カリブ諸国の優先課題と関り得るのでしょうか?
経済成長や気候変動への適応といった地域の重要課題に対処する上で、これら地域における日本企業の活動を進めるためには、活用できる投資プラットフォームとしてはどのようなものがあるでしょうか?さらに、日本とアメリカは、アメリカの外交政策の優先課題であるこれら地域への関与を促がすために、どのような新しい協力手法があり得るでしょうか?
ラテンアメリカ協会(JALAC)とインターアメリカン・ダイアローグ(IAD)共催の第8回となる今回の国際公開セミナーでは、豊富な知見を持つ三極のパネリストたちがこれらの疑問について考え意見表明します。
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