INTERPOLと連携したマネーロンダリングおよび違法行為の捜査能力向上に向けた技術協力をホンジュラスで実施
2024.12.03
2024.12.03
JICAは、国際刑事警察機構(INTERPOL)の汚職・金融犯罪センター(IFCACC)と連携し、ホンジュラス国家警察に対して、マネーロンダリングおよび違法行為の捜査能力を向上させる技術協力を実施しています。
2024年11月19日から21日にかけて、金融犯罪や汚職に対応する法執行機関の能力強化を目的としたワークショップが開催されました。
マネーロンダリングは国境を越えた犯罪であり、世界経済や金融の安定性に深刻な影響を及ぼします。INTERPOLはこの脅威に対抗するために重要な役割を果たしており、JICAはINTERPOLとの連携を通じ、金融犯罪を効果的に予防・対処するための仕組みを強化することを目指しています。
ワークショップには、ホンジュラス国家警察をはじめ、検察庁、税関庁など、マネーロンダリングに関連する主要機関の代表者が参加しました。
ワークショップでは、実際のケーススタディに基づき議論を行い、金融犯罪への効果的な対応を実現するための基礎的な対処能力の強化が図られました。
参加者からは、金融犯罪を発見し対処するには、適切な訓練がなされた強固な組織が必要であり、関係機関の間での協力や透明性の確保が重要との認識が表明されました。
JICAは、INTERPOLとの連携を通じて、金融犯罪に立ち向かう法執行機関の能力強化の協力を実施していきます。
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ホンジュラス | 海外での取り組み - JICA
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