JICAの国内スタートアップ支援プログラムTSUBASAに参加したPirika社が、ペルー共和国リマ市内の自治体に対するサービス提供を開始しました!
2026.05.11
2026.05.11
2023年度TSUBASAプログラム支援企業として採択されたPirika社(所在地:東京都千代田区)が、ペルー・リマ市内のLa Victoria区に対して、同社が開発した路上の散乱ごみの分布をAIの活用により調査・マッピングする「タカノメ」のサービス提供を開始します。
Pirika社は2024年以来同区をパートナーとして区内実証事業を推進、その結果、リマ市内の路上散乱ごみの特性に合わせたマッピングシステムの精度向上・測定時間短縮に努めたことが、La Victoria区への導入に繋がりました。「タカノメ」アプリを通じて、区内を循環する車載カメラから得られた画像データが地図上にマッピングされ、それがLa Victoria区環境保全担当部署へ共有されます。これにより路上散乱ごみの正確な位置が把握され、同区のゴミ回収事業の効率化に寄与することが期待されます。
このサービス開始を記念して、2026年4月30日La Victoria区庁舎にて、Pirika社マネージャーの土村萌氏より同区Rubén Cano Altez氏に対する機材の引渡式が催行されました。Altez区長からは、同サービスによって市民が悩む路上ごみ問題が緩和され、日本とペルーの更なる相互交流への期待が述べられました。
今回のTSUBASAを通じて日本とは異なる事情・性質を抱えた路上ごみ問題に立ち向かうことにより、ペルー現地社会課題解決への貢献は元より、「タカノメ」の品質向上による国内の類似課題解決能力の強化にもつながることが出来たと、土村氏は振り返ります。
JICAは現在、多様なパートナーと共に、新しい手法を通じた社会課題解決に積極的に取り組み、そのような取り組みを通じて得られた知見を国内社会課題解決へ繋げる「環流」という役割の向上を目指しています。
JICAは引き続き国際協力を通じた途上国課題解決と、それを通じた日本・世界のイノベーションの環流・促進に努めてまいります。