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- JICAチェア(JICA日本研究講座設立支援事業)
- キューバにおける第一回JICAチェアの実施
2026年7月21日、キューバで初の試みとなるJICAチェアの講義が実施されました。社会主義国のキューバでは長きに渡り、個人事業には一定の制約が設けられてきましたが、2021年に民間の中小零細企業の設立が合法化されて以来、広い分野で様々な起業活動が展開されるようになりました。
特に60年以上続いている米国の経済制裁が、2026年に更に強化されキューバは未曾有の経済危機に陥っていますが、この危機からの脱却のため政府はさらなる民間の事業の活性化と規制緩和を進めています。このような状況を背景に、キューバでは最近、若者の起業や企業経営に関する教育・支援が注目されています。
特に日本の明治維新、戦前の工業発展及び戦後復興を出発点とした、1950年以降の経済成長を実現した日本の企業理念や教育には高い関心があり、JICAチェアの実施は政府高官を含め多く若者の関心を集めました。
講師のキューバへの渡航が難しいこともあり、講義はオンライン(一部録画)で実施されましたが、厳しい暑さの中、約30名の学生及び大学講師が熱心に受講し、学生からも多くの質問が寄せられました。今後のシリーズ講義にも多くの学生の参加が期待されます。
実施予定のJICAチェア講義
講義① ビジネスの成長と持続可能性:5Sとカイゼン (7月21日実施済み)
講義② 企業の社会的責任:若手起業家向けの事例 (8月4日)
講義③ コミュニケーション戦略と、新規事業のプロモーションにおけるアニメーションを含むデジタル素材の活用(8月11日)
講義④ 個人財政の仕組み (8月18日)
講義⑤ 品質管理の基礎 (8月25日)
講師の方々
1)ジアンネ・ラミレス・アリアス講師(経営コンサルタント、コスタリカ国立技術大学教授)
2)ホセ・パブロ・モリーナ(国立技術大学教育技術学科長)
3)田口和男(元花王株式会社品質保証部門部長、JICA協力隊OB)
真剣に講義に聞き入る学生ら
質疑応答の様子
記念撮影