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草の根技術協力事業のブラジル研修員がペルー国にてゆらリズム手法の展開に挑む

#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.09.24

ペルー国内でのゆらリズム手法を試行的に導入する取り組みを検討するためにブラジル事務所は2024年9月13日(金)にペルー事務所をはじめ、現地の日系団体とオンライン会合を行いました。

参加団体はエマヌエル協会高齢者施設とペルー日系人協会・陣内センター(APJ-Jinnai) 、ラ・ウニオン運動場協会高齢者プログラム(PAMA-AELU)の3団体で、現地社会の高齢者を対象に様々なサービスと活動を提供しています。

ゆらリズム手法は音楽リハビリを通じて高齢者の健康促進を目指すもので、10年以上前に宮城県仙台市の株式会社ゆらリズムによって開発されました。

2021年3月から2024年3月までブラジルで実施された草の根技術協力事業「サンパウロ市における音楽リハビリを活用した介護予防モデル構築」に参加したブラジル人研修員2名(ホザ・チュバッシさんとリディア・イクタさん)は、今後ブラジル国内外にゆらリズム手法を広げる取り組みを行っています。 その一環として、ペルーでゆらリズム手法を検討するために、今年7月末にリマ市内で講習会を開きました。

また、研修員2名はペルー滞在期間中に日系団体の高齢者向けにゆらリズム手法のデモンストレーションを披露し、好評価を得ました。

打ち合わせの際には、3団体が準備した活動の動画を通じて成果を確認できました。今回の成功は、現地日系団体やボランティアの皆様方のご尽力のおかげです。皆様には大変感謝いたします。 JICAブラジル事務所は、ブラジル側の研修員が引き続きペルーを含めた周辺諸国を対象にゆらリズム手法を普及するための支援を継続します。

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