jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

帰国研修員がゆらリズム手法の有効性についての研究結果を論文で発表!

#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.03.14

2025年2月15日、サンパウロ帰国研修員同窓会(ABJICA)はJICAブラジル事務所、サンパウロ大学美術・科学・人文科学部(EACH-USP)の協力を得て「第13回日伯交流会」を開催しました。今回の交流会のテーマは「ブラジルにおけるゆらリズム手法・実践の科学的根拠」でした。

ゆらリズム手法は、日本の宮城県に位置する株式会社ゆらリズムが音楽リハビリを通じて高齢者健康促進のために開発したメソッドです。

上記イベントではサンパウロ大学の老年学修士課程に在籍中のテレジーニャ・クリキさんの他に、修士課程取得済みのアレクサンドル・オギドさん、およびリディア・イクタさんの3名のそれぞれがゆらリズム手法の3つの要素(リラックス、身体運動、演奏・合唱)の説明を行い、サンパウロ市内の高齢者施設での実践経験に基づいて高齢者の心身における同手法の有効性を科学的に示しました

なお、登壇者3名とも草の根技術協力事業「サンパウロ市における音楽リハビリを活用した介護予防モデル構築(2021年~2024年)」の帰国研修員であり、修士論文は同案件の現地コーディネーターを務められたホザ・チュバッシ教授の指導のもと執筆されました。

イベントの最後に会場の参加者全員は音楽、発声訓練、合唱、柔軟体操に参加し、ゆらリズム手法のデモンストレーションを楽しみました。(ゆらリズム手法の実践にあたっては、日本国内で訓練を受け参加証明書を取得したインストラクターのみにゆらリズム教室の開催が許可されます。)

登壇者された帰国研修員3名

ゆらリズム手法を楽しむ参加者

観客の様子

ゆらリズム社(菊地先生)動画メッセージ

ブラジル事務所(川村次長)動画メッセージ

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ