デジタル技術を活用した国内避難民登録の全国展開
2023.12.21
2023.12.21
2023年12月15日、ブルキナファソ政府の主催で、デジタル技術を活用した国内避難民登録の全国展開の開始式典が実施されました。
本式典には、ソメ=ディアロ(Nandy SOME/DIALLO)連帯・人道活動・国民和解・ジェンダー及び家族大臣、アゾナンポ(Maurice Azonnankpo)UNHCRブルキナファソ所長、小林JICAブルキナファソ支所長が出席されました。
冒頭、国家緊急支援・再建評議会(CONASUR)よりデジタル技術を活用した国内避難民登録・データの利活用・発信の方法について説明がなされました。
ソメ=ディアロ大臣から、「デジタル技術を活用した国内避難民の全国展開を宣言するとともに、重複登録を発見し、国内避難民の移動・帰還といった動態に合わせた統計を提供できるようになるという利点が述べられました。また、JICAの協力に感謝する」との言葉がありました。
発表するCONASUR代表者
ソメ=ディアロ大臣(中央)、
アゾナンポ所長(左)、小林支所長(右)
その後、小林支所長から、「国内避難民の登録は人道支援・開発・平和と安定のいずれの観点からも喫緊の課題であり、迅速に進めることが必要であり、今後もJICAは、デジタル技術の活用を通じてブルキナファソ政府が取り組む国内避難民登録、データの利活用・発信に協力する」と述べました。
会場の様子
取材を受ける出席者
本式典は、複数のメディアによる取材がなされ、テレビ、新聞等で報道がなされました。
リンク:デジタル技術(DX)を活用した国内避難民登録
現地メディアの取材記事(フランス語)
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