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- コスタリカにおける国際協力50周年記念 インタビュー 永峯 弘明さん
インタビュー
永峯 弘明さん
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氏名:永峯 弘明
配属先:スポーツ体育局
任地:サンホセ
職種/指導科目:柔道
派遣期間:1974年11月〜1976年10月 -
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コスタリカの印象(印象に残っている人やその理由、一押しの観光地等)
国家予算の大半を教育に使い、教育水準が高く、民度が高い。
印象に残っている人は、スポーツ局長、コスタリカ大学学長、コスタリカ柔道連盟会長や役員、コスタリカ大学の学生、ホームステイ先の家族など全ての人が親日的かつ協力的で非常に活動がやりやすかった。
一押しの観光地は、プエルトリモン(カリブ海側の港町)、プンタレーナス(太平洋側の海岸)、モンテベルデ、カルタゴ、グアナカステ、サンホセなど国中が見どころいっぱいで、標高1200mに主都サンホセがあり、海岸地帯から高地まで気候や植物の分布が変化に富み魅力的な国で、欧米人は中米のスイスといい、サンホセを日本人は夏の軽井沢と評する国の方針として自然を大切にしており、エコロジーの先進国である。動植物の多様性は世界に誇るべきものがある。 -
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活動内容/業務内容
コスタリカ大学において、平日は柔道部員約60名の他柔道を選択する学生約100名。平日の夕方は、少年部員約30名。夜は、一般会員約20名に指導。日曜日は、コスタリカ柔道協会の支部(カルタゴ市、パルマレス市)に巡回指導を行った。2年目からは、柔道部員をカウンターパートとして大学柔道部の指導を週に1、2回任せて、私が警視庁で柔道、逮捕術の指導者であったので警察長官に請われて、他の日は警察本部において警察官に逮捕術を指導を行った。 -
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コスタリカでの経験がご自身に与えている影響
コスタリカはじめ日本と世界を比較、俯瞰的に見る能力が身についた -
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現在の隊員を始めコスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
私は、コスタリカ初代隊員として赴任し初代ならではの苦労もありましたが、それ以上に日本の武道である柔道を通して、単に柔道の技術だけでなく日本の文化、精神を伝えるという大きな目的を果たそうというやりがいがありました。前述したように、全ての人が協力的で、仕事がやりやすかったのはとても恵まれていると感じました。これから協力隊員として活動される皆さんはいろいろな苦労や障害などがあるかもしれませんが、まずは健康第一で、調整員や同期生と連絡を取り合い、1人で悩まず活動してください。 -
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コスタリカの皆様に送るメッセージ
Fueron sólo dos años, pero todavía recuerdo a Costa Rica y a todos como si fuera ayer. Costa Rica es mi segundo hogar. Espero que todos se mantengan saludables.
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