- トップページ
- 海外での取り組み
- コスタリカ
- 代表的なプロジェクト
- 国際協力50周年
1. ご挨拶
2024年は、コスタリカにおける日本の協力が開始されて50年という節目の年となります。過去を振り返り、これからの両国の絆をもっと強く固く結ぶために、50周年記念ページを開設いたしました。
1974年10月に、柔道、水泳、体操競技、体育の4名の青年海外協力隊員が派遣されました。また、この年、コスタリカ向け初めての円借款「カルデラ港建設計画」の交換公文が締結されました。以来、800名近いスポーツや環境分野、社会的弱者への支援、日本語教育等での分野の海外協力隊や、600名を超える環境、医療、農業分野等の専門家、2500名を超えるコスタリカ人を対象とした様々な分野における研修が行われました。港湾建設や水力・地熱発電分野での円借款も供与され、その総額は1,022億円になります。
その一人ひとりの活動の成果がコスタリカと日本に根付いています。例えば、コスタリカで毎年開催されている国民体育大会はスポーツ分野の青年海外協力隊員の発案によるものです。
この50年間、多くの日本人とコスタリカ人が共に額に汗し、議論を重ね、相互に学びあいながら両国間の信頼を築き上げてきました。「Pura Vida プーラ・ビーダ」、コスタリカで最も多く使われる言葉です。ありがとう、元気だ、幸せだ、それは感情であり、態度であり、国民性でもあります。肯定的なあらゆる状況で使われる言葉です。
これからも、軍隊を持たない、環境保全に配慮するという両国の共通の価値観を確認しつつ、「Pura Vida」で、コスタリカと日本、そして世界の一人ひとりを繋いでいきたいと考えております。
JICAコスタリカ
吉田憲
2. ロゴ説明
コスタリカの国旗は「青」「白」「赤」からなり、「青はコスタリカを覆う空」「白はコスタリカの平和」「赤は、コスタリカの人々の努力と仕事を象徴し、頬にさす赤い色」を象徴しています。また、「連帯」を表すために横縞だともいわれています。
日本とコスタリカは「自然保護」「平和」「教育」「民主主義」「人権」など共通の価値観をもっています。このコスタリカにおける国際協力50周年を祝える喜びと誇りをもって、両国の国旗をロゴのデザインモチーフとしました。
3.記念インタビュー
コスタリカにおける日本の協力が開始されて50年という節目の年となります。過去を振り返り、これからの両国の絆をもっと強く固く結び付けて行こう!その想いでこの記念インタビューの実施を決めました。インタビューでは、コスタリカの空港に降り立ったときの気持ち、活動の思い出やそれが現在どのように自身の人生に影響しているか、などについて聞きました。また、現役のコスタリカ隊員たちやコスタリカの皆様に向けての応援メッセージもあります。インタビューの内容は以下になります。
【1970-1979】
【1980~1989】
【1990~1999】
【2000~2009】
【2010~2019】
【2020~】
- 早坂俊広/防災・災害対策/2024~2025
scroll