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インタビュー
中村勝彦さん
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氏名:中村勝彦
配属機関名:文化青年スポーツ省スポーツ局
任地:サンホセ
職種/指導科目:野球指導
派遣期間:1990年7月~1992年7月(平成2年度1次隊) -
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コスタリカの印象(印象に残っている人やその理由、一押しの観光地等)
コスタリカの印象は他の中米諸国と比べて治安が安定していて生活水準も高い。
故にコスタリカ人としてのプライドが高い人も多いと感じた。
大学の授業や選抜チームの練習、父母会の説明については、言葉遣いに気を配っていたことを思い出す。
思い出の場所は、コスタリカ選抜チームの練習を行っていたAntonio Escarré(アントニオ・エスカレ野球場)カウンターパートナーの家にも近く、頻繁に通っていた。
思い出深い観光スポットは「オスティオナル海岸」海岸を覆いつくすほどの無数のオサガメの産卵を見た。
神秘的な光景に感動! -
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活動内容/業務内容
赴任早々に少年軟式野球の世界大会に出場するため、チーム編成・強化のミッションあり、出場する為の資金調達に奔走した。球場内での弁当販売などマーケティング活動はその後の私の人生の財産となっている。
カウンターパートナーの手伝いからスタートした大学での授業は、西語の上達に拍車をかけた、授業で使う教材のために作った野球ルール&問題集の発行、前任者から引き継いだ、日本の野球指導ビデオの西語訳版の完成など、カウンターパートナー及びもう一人の野球隊員や選抜チームのコーチスタッフ、多くの方々に指導いただき忙しくも幸せに毎日を過ごすことができた。また、選抜チームのベンチコーチとして2年間を共に過ごした、移民のフベンシオ氏がコスタリカ代表チームの正式なコーチに就任し、国籍が認められパスポートを取得できた時の笑顔が忘れられない。
≪主な活動≫
コスタリカ、ナショナル大学での授業
コスタリカ各都市を訪問しての野球巡回指導の実施
夏休みこども野球教室開催
コスタリカ初、各県選抜チーム対抗全国少年少女野球大会の開催
コスタリカ選抜チーム選考合宿、監督として世界大会出場2回(ベスト8)
野球指導ビデオの西語訳版の制作
野球ルール解説書の西語版発行 -
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コスタリカでの経験がご自身に与えている影響
大学卒業直後に協力隊に参加した私には、協力隊での経験がその後の人生のすべてに活かされた。
中南米の「適当」を学び、勤勉実直に努力する事の重要性とその効果を実感した。コスタリカで試行錯誤したマーケティング活動の成功体験が今の私の原点ともいえる。 -
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現在の隊員を始めコスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
思い返せば、私の協力隊活動では、過去の野球隊員からの継続や周囲の方々に恵まれ、結果を出せる楽しさを体験できたことが幸運だった。
状況や立場によって様々な方法があると思いますが、皆さんにとって素晴らしいい経験となることを祈っております。 -
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コスタリカの皆様に送るメッセージ
Soy Katsu Nakamura. Fui entrenador de béisbol de 1990 a 1992. Actualmente trabajo en el béisbol profesional en Japón.
Cuando viajo al extranjero como miembro del personal del equipo nacional japonés o de Samurai Japan, a veces conozco costarricenses. El saludo, por supuesto, es “Pura Vida.”
Me encantaría volver a Costa Rica. ¡Hasta la vista, Tico!
同期隊員で参加した日本人会忘年会の写真(概ね中央が私)
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