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インタビュー
小川容子さん
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氏名 :小川容子
配属機関名 :Hospital Max Peralta コスタリカ胃がん早期発見プロジェクト
任地: :Cartago
職種/指導科目 :業務調整(プロジェクト専門家)
派遣期間 :1997. 4~2000.3 -
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コスタリカの印象(印象に残っている人やその理由、一押しの観光地等)
当時のコスタリカの印象として、カウンターパート他、関係者がとても民主主義で、反対意見を非常に尊重するため決定に至るまでの時間が非常にかかったと記憶しています。
LGBTについて、当時から日本よりもずっとオープンで、パーティーに誘われたことがあります。LGBT友達やカウンターパートも結構いました。皆優しい方々でした。
プロジェクトサイトはカルタゴにありました。なにかというと利用したのが、カルタゴにあったRestaurante La Casona Del Cafetalです。接客と雰囲気が良く お料理も最高でした。
プロジェクトサイトのHospital Max Peraltaから歩いて行けるBasílica de Nuestra Señora de los Ángelesのすぐよこにある古い食堂です。美味しいGallopintoで有名なところだったと記憶しています。採取が許されている時期のウミガメの生卵トマトジュースで食したのもその食堂でした。
自宅はサンホセのコスタリカ大学の近くあり、毎日、自家用車でカルタゴまで30キロを運転していました。一応Auto Pista(高速ぽいもの)で通勤していましたが、大型トレーラーのほか馬車も一緒に走っていました。当時道路は大きな穴だらけで、穴をよけて走るのが鉄則でした。 -
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活動内容/業務内容
コスタリカ胃がん早期発見プロジェクトは5年間の技術協力プロジェクトで、後半の3年間においてプロジェクト業務調整を担当しました。
当時私はジュニア専門員で、他のプロジェクト専門家は、東京女子医科大学の消化器外科からの外科医、病理医、看護師、放射線技師計8名で、プロジェクトの運営を円滑におこなうため、プロジェクトリーダーとともに、プロジェクトの運営管理、国内外との連絡調整、情報収集、経理契約業務を行っていました。 -
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コスタリカでの経験がご自身に与えている影響
時期的に国際協力を本格的に始めたときであったので、コスタリカの人々のやさしさ、ウィットさ、敬虔さには本当に助けられました。今も、パーティーになるとついchiste (笑い話)を考えてしまいます。
バードウォッチングに目覚めたのは、コスタリカのおかけです。サンホセの自宅の庭にはよくハチドリが飛んできて心が躍りました。そういえばケツアル観察にもいきました。 -
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現在の隊員を始めコスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
コスタリカの雨季と乾季、大自然をどうか満喫してください。帰国したらとても懐かしくなりますよ。
コスタリカは国内電力供給率98%以上を水力、地熱、風力などの再生可能エネルギーで賄っている素晴らしい国です。ここ数年、グリーン水素の製造にも乗り出して、2030年までには輸出も開始するのではないかと期待しています。 -
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コスタリカの皆様に送るメッセージ
Queridos Ticos, ha pasado mucho tiempo.
Hace unos 25 años viví tres años en San José e hice cooperación técnica en salud en Cartago. Gracias a la amistad y orientación de mis amigos costarricenses, pude pasar una segunda juventud llena de satisfacciones. Todavía estoy muy agradecido por ello. Por dicha, sigo lleno de gratitud.
Me han enseñado cómo los costarricenses aprecian los placeres más sencillos de la vida y encuentran la alegría en las pequeñas cosas.
¡Pura Vida!
終了時評価の際に、Caja Costarricense del Seguro Social (C.C.S.S.)にて
CCSSの総裁Rodolfo Piza Rocafort氏と東京女子医科大学 梶原第2外科部長とともに撮影したもの
在コスタリカ日本国大使館での調査団からの報告の様子
コスタリカ社会保障公庫(CCSS)
にて右から2番目は笹川剛プロジェクトリーダー
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